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【読書メモ(Audible)】ぼくたちは習慣で、できている。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。でミニマリストという生き方を提唱した佐々木典士氏の2作目である。本書はミニマリズムでなく、いかに習慣が大切であり、どのように継続していくかということがまとめられている。

いつものごとく、要点をまとめておこう。

才能は習慣の継続から作られる

以前もメモしたが、イチロー選手は野球を初めたときから神がかり的な天才ではなかった。しかし「誰でもできること」を「誰にも出来ないほどの量を継続した」から偉大な結果を出せたのだ。

習慣の継続が才能を作り上げるのである。

やる気はやる前には出ない

やる気はやる前には出ない。やる気はやり始めると後から付いてくるものなのだ。やる気は最初は出ないものだと割り切って、うだうだ言わずにまず始めること。


毎日やる方が簡単

週1回、2日に1回よりも、毎日やる方が簡単だ。これは体感的にも理解出来るのではないだろうか。私はTwitterで断酒日記をつけているが、週何日と飲む日飲まない日を決めるよりも、完全にやめると決めて取り組んだ方が長く続けられる。選択の余地をなくすことで、脳が間違った選択を判断する機会をゼロにするのだ。


まとめと所感:継続は力なり

運動や語学学習、読書など、良い習慣は継続することで複利となって還ってくる。自己投資があらゆる投資の中でもっともリターンが大きいことは明白だ。

その中でも特に、初期投資が少なくても始められ、コストパフォーマンスが優れると私が考えるのはランと英語学習だ。ランはコスト0で継続でき、体力や判断力、直感力も増していくだろう。英語学習も年々コストがかからなくなっており、良質なコミュニケーションやインフォメーションを得るために、幾分コストをつぎ込むことは、決して悪くない。

自分自身の健康と知恵が最大の財産なのだから。


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