【読書記録】#3「迷路の外には何がある?」

1、読書習慣になれず…



日付が変わったので、3日間空いたことになるのかな…?
厳密にいうと、昨日、一昨日と2連休だったのだが、家族の送迎とスーパーの買い物以外、ほとんど何もできなかった…。
そんな中、唯一出来たのが、表題本の読書だった。
しかし、これを読み切るのにも今までにはない症状がでてしまった。
約100ページの薄い本なのに、20ページほど読んだだけで眠気が襲い、本当に寝てしまうというのを2回ほど繰り返してしまったのだ。
「チーズ~」を一気に読み切っただけに、この症状には自分自身でも「そんなに疲れていたのか?!」と驚いてしまった。

今はコロナ渦の影響でほとんど残業などないのだが、最近、また肉体作業が増えて、体だけじゃなく心も疲れていたんだ…と改めて感じた。

前回の読書記録にも書いたが、私は「チーズ~」にあてはめると小人のヘムタイプだと自分で感じた。

そのため、ヘムの迷路脱出法はとにかく気になって、何度も寝落ちしながらも読み進めた。

結論を言うと、「チーズ~」の方が分かりやすかったし、イマイチピンとこない部分もあった。

ただ、最近この2冊を読んで改めて「変化」について考えるようになった。

2、「変化」について考える

私は「変化」に疎く、環境が変わるのが怖いヘムなのだが、「チーズ~」を読んでから仕事に対する意識が少し変わった気がする。

それは一種、諦めにも近い部分があるのだが、現在の職場での業務についてである。

私は、入社前の面談から「運動は得意ではない」「体を動かすのは苦手である」と言って入社した。

しかし、今は不慣れな肉体労働である。

はっきり言って、入社時の会社の求人情報には載っていなかった内容である。
「なんで、こんな仕事をやらなくちゃいけないんだ。」「私はこれをやりたくて入社したわけじゃない。」「体がつらい」「嫌々やっている心もつらい」「やりたくないことをやらされ、作業も分からず、上司に怒鳴られ本当につらい」と思っていた。…特に緊急事態宣言が解除され、会社に出勤するようになって、より一層肉体労働の比率は上がり、その辛さは日に日に増していった。
成長記録を書きながら、何とか職場で学んだことを記していき、「いまは成長する時だ」と無理やり思い込むようにしていた。もちろん、ドローンの映像美に感動したように、心から「学んだ」と思えたこともある。
しかし、多くの時間で職場での業務の「変化」に戸惑い、苦しんでいるのもまた事実なのだ。
自分でも「新卒の甘ちゃんかよ!?」と思われてしまうかもしれないようなことを言っているのはわかっているのだが、今まで飲食店でのアルバイト経験が長かった私にとって、ホールからいきなり「厨房で料理作って」と言われるぐらいの「変化」に感じてしまうのだ。

しかし、この「チーズ~」と「迷路の~」を読んでみて、改めて「変化」ということについて考え、自分の職業についても考えるきっかけになった。

ここ数年、凄まじいスピードで成長する通信事業や、ネット社会の変化が進み、以前「10年後の仕事図鑑」という本がヒットしたようにある職業自体がなくなったり、細分化されて様々な肩書が生まれたり、ビジネスモデルが多岐に生まれている中で、「これしかできない」や「これしかやりたくない」ではもう生きていけないのだ…という現実を改めて受け入れるきっかけになった。
辛さが収まった訳ではないが、与えられた業務を受け入れる「覚悟」が少しできた気がするのだ。

今年、世界中が誰も予想などしていなかった「新型コロナウィルス」の感染拡大という事態がおき、日本にもその影響は否応なしに訪れ、生活に大きな「変化」があった。
私自身、「コロナ鬱」とまで言うかどうかわからないが、自宅待機中は会社に対しての不安、業務に対しての不安、人間関係に対しての不安、様々な不安から心苦しい日々を過ごした。
そして、自分の職場は特殊な場所で、なんて苦しいのだろうと思った。

しかし、私の職場は「特殊」でもなんでもないことに気づいた。

むしろ、「変化」は誰にでも訪れるもので、それにどう対応するかの選択は自分自身なのである。

まだまだ上手くまとめられないが、自分自身への「変化」という事象に対しての考えが変わり、少しラクになった気がした。「変化」は恐れることではない、と改めて学んだ本だった。

…これ、読書感想になるのかな(苦笑)?
時間があるときに、また編集するかもしれません💦





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