日記 知りたくなかった季節
9/19(火) 日記
パン屋の仕事だと、食パンをスライスする作業が好き。
スライサーを使うから私の能力関係なく均等に切れていくのだけど、それでも綺麗に等分できると気持ちがいい。パン屋然とした顔しちゃう。
刃を通す瞬間の感覚も、切ったパンを袋に戻して金帯で止めるのも好き。
きらい、というかあまり好きじゃないのは掃除機をかける時に椅子を一旦机の上に上げる作業、ゆで卵の殻割り、食洗機からあちあちのお皿を出すこと。
そういえば劇場勤務時代は場内の椅子をひたすらコロコロで綺麗にしていく作業が好きじゃなかった。
あとゴミ箱の袋を新しいものに取り替える作業。ウルトラ面倒だった、全部自動でついてほしい。
人生、好きな作業だけしてたいわ〜〜と思いながら、絶対に切らなくてもいいパンも余分にひとつ切った。
最近は驚くほど気持ちが上がらず、毎日「は?やめたいがすべて、、」と思いながら生きてる。
よかったことと言えば、
マアタン(実名、同じ星出身)と30歳で成し遂げたい目標を発表し合ったこと、
加えて20代ラストスパートを駆け抜けるために毎月新しい体験をしにいく企画を立ち上げたこと、
ラブな元同僚・タナダさん(仮名、「決断が人生で一番嫌いなんすよね〜」と言っててウケた)と飲みに行ったら、「あの海に行った日、帰ってから私も短歌詠んだんですよね」と言われたこと、
欲しかったシルバニアの赤ちゃん〜海のお友達〜を買えたこと(カニさんをゲット)、
帰り道、キュートお元気人懐っこゴールデンレトリバーに突進され、ラッキー犬撫でイベントが発生したこと
などがある。結構あったわ。
今週末から大好きな映画館で「わたしたちのみたい映画たち」なるものが始まる。
もう一度みたい映画を映画館で!という企画で、初回の選定者は藤原季節さん。
上映作品は「オーバー・フェンス」と「さよなら渓谷」。
は、、???
季節さん、あまりにも良すぎでは、、?????
タナダさんとこの話をしたとき、「(季節さんがこんな最高なチョイスをするなんて)知りたくなかった、、」と言っていて、完全に恋のはじまりで面白かった。
薄々気づいていたけど、私はもうずっと季節(さん)の虜。
これ以上好きにさせないでほしい。
なんか書いてたらそこそこ元気になってきた。
手紙を書きたい、秋のお便りを出そうかなお気に入りピープルに
お別れの儀式みたいに触れた手よ、どうか勝手に幸せになれ #tanka (映画「手」に寄せて)