観光客目線の観光をする。|桜島の観光を考える。
2023年に移住し、桜島でアウトドアガイドをして半年が過ぎた。
もともと観光客だった私が考える、桜島の観光の課題を書いてみる。
観光客目線の観光をする。
昨日、観光に関する講座に参加した。行政主催のものだ。
県外から講師をお招きし、その方たちの事例を聞いたり質問したりする時間だった。で、これで終わりってわけにはいかない。
遠方からたくさんの講師が来てくれていい話が聞けたと思っている。これらを自分ごと(桜島ごと)に置き換えて考え、動いていくことが必要だ。
講師のひとりに「桜島に来たことありますか?」と聞いたところ"ない"という。
桜島の観光についてアドバイスをその方にしていただけたらいいなって思っていたけど、来ていないのなら具体的なアドバイスはいただけないな〜と思っていた。
すると、行政の方が翌日、桜島を案内するという話にまとまっていた。
あなたがアドバイザーの立場なら、どう観光する?
行政の職員が、気をきかして車で案内をしようとしていたのを思わず止めた。
その講師には観光客と同じような目線と行動をしてほしいと、私は思ったからだ。
桜島の観光をする場合、車を島に渡さない"人だけ"の移動が多い…と思う(数字は把握していない^^;)
とくに、講座ではインバウンドの話で盛り上がった。海外からの来島も多い桜島観光の視察で、車で来たら課題が見えにくくなってしまう。それなのに、なぜ車で案内して済ませようとするのか?友達が遊びに来て案内するのとは違うのに。
あなたがアドバイザイーの立場なら、どう観光しますか?
桜島は"あったらし"島
「あったらしか」は昨日習った鹿児島弁で「もったいない」という意味。桜島がもったいない島だ〜って思うことがたくさん!
▼ 観光客目線で考えてみよう
まとめると…お金が落ちない。
そもそも、働きたい人がいない。
ガイドがいない。(人がいないという意味ではない)
桜島の魅力を知ることもなく、ただフェリーの往復をして帰ってしまう人が多いなと感じる。それが "あったらしか" と思う。
桜島の観光のこれから。
2000年にはじまったパンデミックの波がおさまって、2023年が再スタートのチャンスだ…と私は思っている。思っていた。が、
どうなんだ、桜島。
鹿児島の人がいくことの少ない桜島。
観光に関わる人たちは、観光客の目線になって考えてあげれてますか?
アウトドアガイドをしながら、桜島の観光について考える日々です。
などなどなど…noteで書いてまっす_φ(・_・
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