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SCP005〜007

アイテム番号: SCP-005

オブジェクトクラス: Safe

説明: 外見上、SCP-005は華美な装飾の鍵に似ており、1920年代に使われていた大量生産の鍵の特徴を持っているように見えます。この鍵が発見されたのは、とある民間人がとある警備厳重な施設に侵入しようと、この鍵を使用したときのことです。SCP-005は、機械式であろうとデジタル式であろうと、ありとあらゆる鍵(付録Aを参照)を比較的容易に開けるという唯一無二の能力を持っているようです。この力の源はいまだ不明です。

一応どんなドアでも開けられる鍵。なぜ対策可能かと言うと、施錠構造自体を偽装してしまうことでいくらか能力を妨害できるとのこと。犯罪に使われたくないですね。

アイテム番号: SCP-006

オブジェクトクラス: Safe
説明: SCP-006はアストラカンの西60kmに位置する小さな泉です。政治的理由により、財団司令部は19世紀にはその存在に気づいていたものの、1991年まで保護することができませんでした。泉の地点には擬装のために化学工場が建設され、そこでの労働者の大半は財団の、そして/あるいはロシアのコントロール下にあります。泉に湧く液体は、1902年に為された科学的鑑定によれば単純な鉱水なのですが、しかし『健康』に関し異常な性質を持っています。

液体を摂取することで人間には以下の性質が生じます:度重なる複製により損傷したDNAを再生する能力、細胞分裂の高活性化、損傷組織の回復能力は多くの点で改善され、そして人体免疫システムの効率は恐ろしいほどに増大します。この液体を実験動物に対して用いた試験をした際には、有害な菌やウイルス性因子は即座に破壊されました。多くの爬虫類や鳥類は影響を受けませんが、一方で高等霊長類は人類と同じ恩恵を経験します。

「若さの泉」と言うものです。入ると、不老不死を手に入れられるわけですね。O5職員は既にこの泉に浸かっているそうです。

アイテム番号: SCP-007

オブジェクトクラス: Euclid
説明: SCP-007は収容対象の腹部に位置しています。収容対象は白人男性、身体的な年齢は約25歳(本人は28歳と主張)で身長は175cmです。収容対象が苦痛を受けているように見えませんが、収容対象の腹部(筋肉、皮膚、臓器)のほとんどは存在していません。その中には通常の肉体組織の代わりに、土および水からなる球体が存在しています(これは収容対象の身体に一切接触していません)。球は直径約60センチで、それは地球のミニチュアとも呼べるほど多くの点でそれと一致していますが、大陸の配置は現時点で知られている地球史上のいかなる大陸位置とも一致していません。SCP-007は独自の気象パターンとごくわずかな重力を持っていることに加えて、現代の地球のものに似た微生物がそこに生息しています。2種類の知的生命体が観察されていますが、そのどちらかと接触し、交信することまでは至っていません。彼らの技術水準に関して、少なくとも週に一度は確認しなければなりません。████/██時点では15世紀の地球のそれとほぼ等しいレベルに達していることが記録されています。

収容対象は███████████████であると主張しましたが、そのような人物は記録に残されてはいません。収容対象は食品や水を必要とせず、彼が監視下でそれらを飲み込んだとき、それらの物質に何が起きたのかは判明していません。収容対象は知的(IQは128と測定)かつ和やかで、腹部の惑星のことを、ちょっと変わった身体的特徴に過ぎないものとしか見なしていないようです。収容対象は彼の異常な状態についてストレスを感じていないように思われます。SCP-007の起源について質問されたとき収容対象は「ある日ベッドで目覚めたとき、それはそこにありました。どうしてそこにあるのか私は説明できる見解を持っていません」と答えました。収容対象は社会保障番号や運転免許証番号を示し、それらを記録と照合することを要求しましたが、照会するとそれらはまだ割り当てられていない番号であったことが判明しています。

███████博士は収容対象と毎週チェスゲームを行い、メンタルヘルスの診断を行なっています。収容対象はネット接続のできるコンピュータを繰り返し要求していますが、逃亡を試みたり、暴力、精神病のサインをまだ見せていないことから、彼が制限された生活環境を気にしていないように見えると███████博士は報告しています。コンピュータの利用はセキュリティ侵害を引き起こす可能性があるため、要求を却下することが推奨されます。

長くてよくわかりませんね。簡単に言うと、白人の人の腹の中に惑星があるけど、男性は違和感を感じていないと言う感じの異常性ですね。


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