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それっぽい作品


AIの進化が目覚ましい昨今。

いろんな仕事や日常の面倒な作業が
AIに代替されていくことは、逃れられないことだと思う。

映画や漫画、音楽もその例外ではない。
作品のシナリオや大枠はAIが担ってくれるようになるのかな?

それがAIが作ったものなのか、人間が作ったものなのか、
日を追うごとに分かりづらくなっていると思う。

俺はMr.Childrenと名探偵コナンが小さい頃から大好きだ。
新しい作品が出る度に、毎回同じくらい楽しみだ。

これから先の未来、Mr.Childrenのほぼ全ての楽曲を作る桜井和寿さんも
名探偵コナンの生みの親の青山剛昌先生もいつかは人生の終わりを迎える。

そうなったら、必然的に新しい作品を楽しむということはできなくなる。

でもAIの進歩はそれすらも凌駕するんじゃないかと思う。
Mr.Childrenの櫻井さんが作りそうな楽曲をAIが作るようになると思う。
青山先生が描くコナンっぽいミステリーをAIが描くようになると思う。

日を追うごとにそのクオリティは高くなるし、
オリジナルとの見分けが付かなくなるのは必然だと思う。

少し前にビートルズの未発表曲がAIを駆使して発表された。
それと同じことが起きようとしている。

嬉しいとは少し違うし、同じようなワクワクは味わえないと思う。

でも悲しいとも違うし、AIが作る作品は、過去の膨大なデータに
基づいたものだし、ある意味でエビデンスに基づいていると言えばそうだ。

そういう時代を迎えるにあたって、
読者、あるいはリスナーは心構えを整えておく必要があるのかなっと思う。

「それっぽい作品」を楽しむ心構えというべきか。
それが人を楽しませるコンテンツの1つになっていくんだろうなー。

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