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「必読」 新車っていつ買えばいいの?

二回目の記事ということで、今回は自動車メーカーの広報らしく、
新車の買い時(値段視点)について書こうかなと...

早速ですが、新車をいかにして安く買うか。
それは時期が大切です。

1.季節について
基本的にディーラーから新車を買う時期については決算月の
1か月ちょい前。
なぜ1か月ちょい前かというと、決算に反映されるギリギリのラインだから。
本決算の前である3月と後半期前の9月

どこのディーラーも決算前に1台でも多くの車を売り上げ、本社の通期売上に貢献して、「この車は1年で一番売れた車です!」とか「今一番人気の車です!」とかで車種に箔をつけ、その後の営業活動が有利になるようにしたいはずです。
さらに、売り上げはディーラーにとってその後の査定に響く…

この様な単純な理由からディーラーも大幅に値引きしてでも売りたいという心理戦に持ち込めることができますので、間違いなく3月と9月

2.年について
じゃあ何年に買えばいいの? 来年? 再来年?って話になりますよね。
この問題については税制面から攻めます。

まず、結論から言うと税制が変わる二年に一回が買い時の見極めです。

皆さんは、自動車に係る税ってどのように決まるか知っていますか。

日本では「日本自動車工業会」という団体があります。
この団体は日本で販売している自動車メーカーが加入しており、
日本の自動車業界全体の決め事を行うというものです。
1社だけの利益ではなく、自動車業界全体にいいことをしようよ。ってまあこんな調子です。

http://www.jama.or.jp

皆さんも東京モーターショーって聞いたことありませんか?
2年に1回、物凄い規模で行われるイベントで、自社の車を世間にアピールする場。※今年も10月後半~11月前半にかけて行われました。
それを統括しているのも日本自動車工業会。

その自工会(日本自動車工業会の通称)で、一致団結し、
二年に一回、こういう風に税金を下げてくれ!と決めて、与党である自民党と財務省が主体の税制大綱に臨むわけです。
これによって決まるので、二年に一回と言うわけです。

3.じゃあ、今(2019年11月)はどんな時期?
昨年末に税制大綱で大きな動きがあったので、
今年は税制で大きく変わった年なんです。
具体的には、自動車取得税の廃止と環境性能割の導入。
加えて、エコカー減税の大幅見直し。

頭が痛くなるようなボリュームですよね。
エコカー減税については、
皆さんも聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

今年はさらに、消費税の増税。
本年度は消費増税があった上に上記のような税改定があったので、
例年より色々複雑なんです...
※今年の増税については複雑なので、また別の機会に投稿します!

11月という季節は各社決算が行われているので、次の季節視点においての買い時は3月ですね。

とまあ、色々書きましたが二年に一回の決算月の一か月ちょい前とだけ、覚えておいてくださいませ。

読んで頂き、ありがとうございます。

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