爺ちゃんの独り言 177
再読了 西郷隆盛 内村鑑三
代表的日本人より
記憶に残った文
・「機会には2つの種類がある。求めずして来る機会と自ら作り出す機会である。世のなかで機会と呼ばれるのは往々にして求めずして来る機会である。しかし真の機会は、理に従って行い、時勢に従って動くことによって生まれる。重要な局面では、機会は自分の手で作り出さねばならない」
チャンスは待っているだけじゃなく、作り出そうという考えは同感。
思考と行動力。
・「正義の道を歩み、正義のためなら国とともに倒れても良いという気概がなければ、外国の列強と納得のいく関係を築くことは望めない。彼らの強大さを恐れて、仲良くすることだけを望み、その言いなりになっていたら、侮蔑を買うことになる。そうなれば友好関係はかえって失われ、最後には相手に使えるだけになるだろう」
今の政治家や官僚達に読んでもらいたいと思ったが、会社組織に置き換えて自分の事としても良いだろう。
・「どんな形であれ、国の尊厳が傷つけられる時、政府が行うべき明らかな任務は、たとえ国が存亡の危機にさらされようとも、正義の道を歩むことである。『戦争』と聞いただけで震え上がり、目先の平和を金で買うことを本務とするような政府は、商業取締所とでも呼ぶべきであって、政府と呼ぶことはできない」
これも領空侵犯されても遺憾砲しか出さない政府はどうなの?と。
歴史は韻を踏んで繰り返す。
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