見出し画像

令和5年度本試験を終えて2

こんにちは。
行政書士資格取得を目指し勉強中のけいつぁんと申します。

今回はTwitter(X)に投稿されているもので気になるものがあったのでご紹介していきたいと思います。


「模試では180点~200点を超えていたが、本試験落ちた」

Twitter(X)参照

模試で200点オーバーの人たちが何故落ちてしまうのか。今回はその原因を考えていきたいと思います。


模試と本試験の違い

模試の成績をSNSで上げている人の多くは得点数に自信があり、予備校発表のランクでも「合格レベル」と表現される層が多い事が特徴です。

一方で合格レベルではあるという表現は、単に「模試慣れ」をしてしまっている場合もあると考えられます。予備校によってはパックで数回の模試がセットになっているものがあり、自分でスケジュールを立てる手間を省けたり会場で模試を受けられるメリット挙げられます。

しかし、1つの予備校で複数回の模試を受けるとなると、その予備校の偏った傾向クセに慣れてしまい、本来の目的である本試験のシュミレーションからかけ離れてしまう可能性もあります。

そして、本試験対策をしているつもりが、気付かない内にどんどん予備校の模試対策に変わっていってしまう。ことも考えられます。

当時受験生の心をへし折った事で有名(!?)な某予備校のファイナル模試。実際受験した私の点数は、記述込み98点。あまりの出来の悪さに本試験を終えるまで結果を見ませんでした。

この模試は、正確な知識を備えていなければ切れない肢が多数あり、時間もかかって大変だったと記憶しています。

この模試で180点以上取れたら余裕で本試験合格するだろう。と。

しかし、本試験が終わってみると、「合格点には届きそうにない。」という悲痛のツイートが…


便宜上Aさんとします。
Aさんには模試で必要な知識は網羅的に正確に記憶していました。
模試の復習や、次回の模試に向けての予習も抜かりがありませんでした。
そして、模試を受ける度に合格基準点を軽く超え、予備校からも「合格点に達している」とお墨付きをもらっていました。
Aさんは「よし、これなら本試験でも合格点を叩き出せるぞ」と、
必死に模試で繰り返し出されたテーマを暗記し、完璧に近く仕上げ試験に臨みました。

しかし、蓋を開けるとそこに待っていたのは合格ではありませんでした。
Aさんは本試験問題という未知の試験に出くわし、持てる力を十分に発揮できずに本試験を終えてしまうのです。

特にその影響は一般知識(2024年度から基礎知識に変更)に及びました。

こうなってしまった原因の1つの原因として、「模試慣れ」があったのではないかと思います。偏った模試の復習次回の模試の対策に必要以上に固執してしまい、心のどこかで満足してしまっていた等。

SNSでは、この人は絶対合格するだろうと言う方がまさかの結果に終わる投稿を見ます。そのような方の原因を別の視点で分析するとこの結果に納得されるのではないかと思います。かくいう自分もリベンジ組なので、来年はこの視点を持って取り組んで行きたいとも思いました。

本試験を終えての自己分析の1つの視点として、見て頂ければと思います。




このノートを通じて1人でも多くの人が資格取得に興味を持ち、人生を変えるきっかけになってもらえますように。


いいなと思ったら応援しよう!