行政書士試験を最短突破するための教科書・参考書・問題集・六法全書
短期合格をするためには効率的な学習が必須。つまりは、良質な教材が必要不可欠です。
行政書士試験の受験生は主に「テキスト・問題集・過去問題集・六法全書」を揃える人も多いのではないでしょうか。
一つずつおすすめを紹介していきます。
始めに、おすすめのテキストは「予備校のテキスト」一択だと思います。
市販の「行政書士合格の取説」や「みんなが欲しかった行政書士試験の教科書」がありますが、あまりおすすめしません。
どうしても内容が薄いと感じてしまいます。内容は網羅的に作られていますが、判例系は記載が少なく、この論点大事なのに1ページしかないという印象です。
伊藤塾の行政法のテキストは500ページくらいなのに対して取説は半分くらいのページ数。これではどうしても重要度が低い論点は削除されているのです。
市販のテキストでも合格した知人もいるので一概に悪い教科書とは言いません。ただ、初学者であるあなたが市販のテキストで勉強を開始するのはおすすめしません。
最低限の項目は抑えているけどおすすめは出来ないというのが市販のテキストの感想です。
市販のテキストで学習したい方はTACが早稲田出版から発売している「合格革命」がおすすめです。
私は基本的には市販のテキストを推奨していないので、メルカリやヤフオクで中古の予備校のテキストを購入することをおすすめします。
中古であれば1万円前後で手に入ります。
※質問をいただきまして何年前までのテキストが良いかと質問いただきましたが、私は3年前のテキストをメルカリで購入しました。一応、法令の改正があるかの確認は必要になります。その点はご注意ください。
予備校のテキストは、昨今の行政書士試験の傾向を抑えており各項目の優先度までついています。
テキスト選びは行政書士試験の最短合格のためには本当に大事な要素ですが注意点が一つだけあります。
法律は毎年のように若干のマイナーチェンジが入ります。古すぎるテキストだと古い結論のまま覚えることになりますのでできればR4年・R5年向けのテキストがいいでしょう。
最初はどのテキストがいいのか判断が難しいので、ぜひともメルカリ等で予備校の行政書士試験のテキストを選んでください。
テキスト選びをしても点数は伸びませんので、一度テキストを選んだらそのテキストだけを使って勉強してください。
複数のテキストを購入するのはおすすめしません。
どうしても知識が歯抜けになるからです。しっかりと一冊に集中して判例や自分が理解していないことを書き込んで最強の一冊に育てていきましょう。
次に、おすすめの問題集は「合格革命肢別過去問集」行政書士試験研究会 (著)です。
この問題集を完璧にするだけで点数は150点くらいまで伸びます。
それくらい完成度が高い問題集です。私は問題集はこちらの肢別過去問題集のみを使って合格しました。
使い方によって成績の伸び率が異なると思いますので、後記します。
判例集が必要かどうかは人にもよりますが、個人的には不要だと思っています。
重要な判例は教科書に掲載されているからです。
ただ、既学者で数点足りずに落ちた人。点数を安定して取りたい。という中級者以上の方や試験までに時間が余っている人であれば判例集の暗記に入ってもいいでしょう。
判例集は、あくまで勉強においてはサブの使い方がおすすめです。
六法全書はだいたいテキストについているもので十分です。ネットでも無料で見ることができます。
模試はぜひとも買ってください。
市販の模試は一冊あたり3回分の模試がついています。できれば3冊購入して、9月から毎週末に取り組むようにしてください。
実践での自分の実力が測れます。つまりは、合格までの道筋が把握できるのです。
私の勉強方法だとこの実力(模試の結果)によって勉強スケジュールを組み替えますのでぜひとも模試は3冊買ってください。
【結論】
テキスト→予備校のテキスト(中古でOK)
問題集→予備校の問題集or合格革命(肢別の問題集)
過去問→予備校の問題集or合格革命(肢別の問題集)
判例集→必要なし
模試→どこの出版社でもできれば3冊✕3回分の9回
六法→どれでも大差なし。ポケット六法が個人的には好き
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