書籍紹介 『働く人改革 イヤイヤが減って、職場が輝く! ほんとうの「働き方改革」』
こんにちは。髙木 咲希(ぎっさん)です。
今日は最近読んだ本を紹介しようと思います!
このnoteでも何度も取りあげさせて頂いている沢渡 あまねさんの書籍です。今まで書籍としては2冊とプラス、対談記事をについて感想を書いています。
1冊目に紹介した書籍は業務改善の進め方についてまとめられて教科書的な内容です。
2冊目に紹介して書籍はシステム開発に伴うよくある問題と対応策について書かれています。
今回紹介させて頂く書籍は、業務改善を進めている現場において、その中にいる人達が抱えがちな「マインド」とその気持ちをどうすると良い方向に繋げていけるのかという点について書かれています。
ちなみに、対談に関してはそれぞれの書籍の要素が少しずつ全て詰まっていますので、沢渡 あまねさんがどんな事を書かれているのかさくっと知りたい場合には対談を読んでから書籍にいくと良いかもしれません。
前置きが長くなりましたが、読んだ本はこちらです。↓↓↓↓
『働く人改革 イヤイヤが減って、職場が輝く! ほんとうの「働き方改革」』
沢渡 あまね (著)
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現場で業務改善を中心となってすすめている「社内業務ハッカー」であり、お客さんの業務ハックを支援している「プロ業務ハッカー」が読むこと業務ハックの推進力を強められる書籍だと感じました。
私が主催する業務ハック勉強会で、よく出る質問に「反対勢力とどう向き合えば良いか悩んでいます。」というものがあります。
そのような場面では、経験から得た「上手くいったアイディア」を今まで共有していました。
この書籍を読んで根本の問題は何なのかを一緒に考えてみると、より面白くて為になる時間になりそうだなぁと思いました。
書籍内では、何故反対されるのか、反対する方々がどういった思いを感じやすく、またどのような状況であれば前向きに捉えてくれるのかという、多くの反対者が当てはまり易い考え方についてまとて下さっています。
この考えを踏まえた上でアイディアを出していくと、もっと解決方法は工夫できそうですし「自社内の反対者はここに当てはまるのか?」を考えてみるとよりメンバーへの理解が深まり自社に合った解決方法を見いだせそうだなぁと感じました。
人を理解したければ人を見るべきなんでしょうが、どうしても自分の感情が入ってしまい、冷静な判断にならない場合もあるかなぁと思います。
この業務改善の場面においてのその人の振る舞いについて見なくてはいけない時であっても、「この人はいつも机汚いんだよ。」と別のイライラを持ち込んしまうのが人の感情だと私は思ってます。
「社内の仲間がどうか」ではなく「一般的にこういうものだ」としてであれば受け止めやすいので、そういった点も書籍から読み解くメリットなのかなと私は感じました。
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私が「この表現好きだなぁ」と感じた箇所についてさらっと書いときますー
『第2章:「減らす」仕事と「増やす」仕事』内でそれぞれの分類に対応する一覧ページがあります。
「業務改善って"業務減らす"行為じゃないの?」と思う方必見の箇所です。
もう1つ。『第3章:「らしさ」を育む四つの視点』で取りあげられている『職場が明るくなる「知る」サイクル』ただただ効率を求めるだけの業務ハックはあまり乗り気になれない私に取ってとってもハマる内容です!
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沢渡さんの書籍は何度もnoteに登場させて頂いてますし、日常生活でも何度も読み直して活用させていただいています。
今後も色々読んでみて、私なりに解釈出来るようになったら皆さんにも紹介させて頂きます!
既に別の書籍を読んでいてオススメがあったり、紹介した書籍を読んでみた際には是非感想を教えて下さい!お待ちしております! では〜。
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