トルコ一人旅を振り返る②ブルサ編
前回の続きです。トルコ二日目はオスマン帝国最初の首都として知られるブルサに行きました。おそらく今回の旅の中で一番キツかったけど達成感が感じられた一日でした。
ちなみにブルサはここ。イスタンブールからマルマラ海を渡ります。
行き
10時ころ 広がる海。向こうはアジアサイド。
イスタンブールの小高い丘を下り、海辺を歩き、高速船埠頭に向かいます。
スルタンアフメトジャーミィがみえる
10:40 高速船idoイェニカプターミナルに到着。入り口には荷物チェックがあり厳しいセキュリティに守られている。まあぺちゃくちゃおしゃべりしてたからロクに見てなさそうだけど。
カウンターで切符購入。ほぼ満席。混んでいた。キャリーバッグは客室の外に括りつけられるため海水をもろにかぶる。
12:10乗船 13:50ころ着
船内サービスとかは特になく、単純に席が並べられており、指定席に座る。
とにかく飛ばす。ぶっ飛ばして進む。たまに波でジャンプするから結構揺れる。
ムダンヤの埠頭に到着。地球の歩き方に路線バスとトラムを使えば行けると書いてあったので実践してみたが、思った以上にそれはしんどかった。まずネットの情報が少ない、字が読めない、英語通じない、どこにいてどこで降りるのかもわからない。
idoの人が少し英語通じたので聞いたりして、なんとか移動できた。この移動必死過ぎて五感研ぎ澄ませていたからほとんど写真撮ってない。
まずブルサカードを近くの売店で購入。これで路線バス乗車。カードないと乗れないとか知らん。現金で乗れるようにしとけや!ってなった。
路線バス急に降ろされた。どうやら終点らしい。地下鉄に乗換する。
ここでもプリペイド式のブルサカード購入。さっき使った路線バスのは一回券だったらしい。両方使えるようにしとけや。
15:30 オスマンガーズィ駅に到着。ブルサの中心街にやっと着いた。たしかめっちゃ腹減ってたしトイレ行きたかったの覚えてる。駅にトイレ設置しとけやってなった。
すれ違う中学高校くらいの子供グループたちに「うわあww」みたいなリアクションで逃げられたりした。きっと新型のウイルスのせいですね。そういうリアクションされると傷つくってわかる大人になって欲しいです。東洋人一人も見かけなかったから相当珍しかったのかも。
ウル ジャーミィ
16:00ころ ブルサのシンボル、ウル ジャーミィ。モスクのなかではかなり大きい部類でしょう
モスクは入場無料、警備員が多数おり、独特の雰囲気があって好きです。時間があればいくらでもいられそうです。
お祈りの時間直前だったためかなり集まっている様子が見れました。ムスリムでない者は仕切りより中には入れません。
イスケンデル ケバブ
16:30 昼食。イスケンデルケバブ。まさに本場の味。家系ケバブ。
ラム肉は臭みが抑えられて食べやすい。白いのはヨーグルトで、肉につけて食べる。下には皿いっぱいに浸パンが隠れている。ししとうとトマトのアクセントもよい。混みだす前の時間だったためすんなり入れた。
お店の人も親切で、日本人だって答えたらとても歓迎してくれた。
イェシル ジャーミィ
17:00 イェシル ジャーミィ着。ここでも親切な警備員さんがいて、超流暢な日本語で歓迎してくれた。びっくりしすぎて何話したかはよく覚えてない。
イェシル ジャーミィは今回巡ったモスクの中では一番小さかったけど、一番印象に残っている。無駄にでかいものより、コンパクトにまとまっていて、しかも奥の壁のデザインが特徴的。
オスマン廟
向かいにあるオスマン一世たちの廟。
ここもブルーの装飾が印象的です。イランのイマームモスクを彷彿とさせるデザインです。いつかイランも訪れたい魅力的な国の一つです。
日本語流暢な警備員さんとさよならー!さよならー!ってやったの楽しかった
帰り(タクシー事件)
ムスタファ・ケマル・アタテュルク像を眺めながら帰ります。時刻は18:00を過ぎており、日帰りできるか心配になってきました。
ブルサのバザールを抜けます。タオルが名産品らしく、数多くのお店で売っていました。
結局、帰りは地下鉄オスマンガーズィ駅からムダンヤの埠頭まで一気にタクシーでいくことにしました。疲れもたまっていたし、暗くなってきていたため、行きと同じようなルートで埠頭にたどり着ける自信がなかったからです。
約30分。120TL、約2400円でした。この時所持金は50TLと諭吉二枚。日曜だったためATMは使えず、両替もブルサにはなかったためトルコリラを確保できず、クレジットカードで払うつもりでした。
でも
クレジット、使えませんでした。
運転手のおっちゃんにどうにか一万円札で許してくれと話すものの、英語が通じず、結局かなり揉めました。
娘が英語話せるからとおっちゃんの娘と英語で話しました。
おっちゃんとATMにも行きました。でも日曜だから現金下ろせず。
一万円はその時約500TL。おっちゃんは途中からこんなもらえねえよ!と言ってたんだと思います。
娘さんと再度電話で話し、結局諭吉と350リラの交換で和解。
絶体絶命危機一髪でした。
言葉で書くと大したことではないように見えますが、
言葉通じない観光地でも何でもない現地のところだと結構焦ります。
20:00乗船 22:00到着
安堵でぐったりしながら帰りました。
イェニカプからは歩けない距離ではないので、行き同様歩いて帰りました。
長くなりました。最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回③はイスタンブールを巡ります。
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