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京大実践の国語,偏差値40→80になって現代文大好きになった話。


#国語がすき

国語(特に現代文)、嫌いで嫌いでしょうがなかった。
高校の時は、Z会の通信添削、死ぬほどやったのに、ずっと横ばい。

なんで伸びなかったのだろう、学校の国語の点数は悪くないのにともがいてました。

浪人して入った予備校で、文章読解法、客観的に読む読み方を習って、あ、現代文ってそういう科目かと目からうろこが落ちたのを覚えています。

当時の私の通っていた高校の現代文の国語の進め方は、
羅生門なら、羅生門、水の東西なら水の東西を10時間、15時間かけて解説していくもの。
ただし、入試は、共通テストであれ(僕の時代はセンター)、二次、私大であれ、はじめて見る文章を15分~20分ぐらいで内容理解しないといけない。初めて見る文章を、短時間で理解しなければ、模試や入試の点数に結びつかないという当たり前のことを当時の私は、理解できていませんでした。

それが、予備校の授業を受けて、自分なりに、
初見の文章を読む解く方法を模索した結果、
秋の冠模試では、国語偏差値80に!!

国語ってこういうもんやと思いました。(数学、大こけして、結局行きたかった京大には浪人してもいけなかったのですが、、、涙)

その時は、自分の読み方、自分流で体系化できていなかったのですが、
卒業してから、東進ハイスクールの林修先生の
対比、類比、因果、比喩、例示の分類見て、
自分がやろうとしていて、受験生やっていたのは
この考え方だったのかと本当にはっとしたのを覚えています。

現代文の読解法は、大人になってめっちゃいきてるなと思いました。

過去の類似のケース探すのは、類比の意識ですし、
競合他社の事例見つけて、自社の差別化図っていくのは、対比だなって思うし、
ロジックの組み立て方は、現代文の論理関係ですし、

人に伝えるとき、どういう風な例を出せば伝わるか、どういう比喩だと伝わるかという蓄積は本当に現代文から学んだこと多いなと思います。

職業柄、今でも入試問題に触れる機会は多いですが、
高校生の時は、なんとも思わなかった文章が、
年取って読むと、示唆深かったり、感動したり、新たな気付きを得られること本当に多いです。
それもが、予備校時代、現代文に懸命に取り組んだのかなとおもうと
ちょっと感慨深いです。

文章って、自分と異なる背景、思想の人の考えを学ぶめっちゃいいものだなって思いました。



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