トレーニングのオーガナイズ【#8】

5/31の練習を最後にクラブは1ヶ月のシーズンオフに突入。私は今シーズンU-10とU-16を指導してきたが、U-10は5/30の練習でシーズン終わり、U-16に関しては卒団になるので1ヶ月くらい早くシーズン終わりに入った。

ウェールズではU-7〜U-11までを『Foundation Phase』と名付け、選手の基本的なサッカースキルや技術の開発を目標としている。そのため、選手たちがのびのびとプレーさせるためにリーグの順位や一発勝負の大会などはない。日本で言う4種に当たる。

そしてU-12〜U-16まで『Youth Development Phase』と呼び、ここからは育成と共に競争力も求められる。このカテゴリーではリーグの順位が公になり、ある程度結果も求められてくる。日本で言う3種に当たる。

U-16の次のカテゴリーはU-19になる。『Development Phase』と呼ばれ、トップチームの１つ下のカテゴリーとして、U-17〜U-19の選手たちがごちゃ混ぜになる。日本で言う2種に当たる。

このようにウェールズの育成システムはカテゴリーに分けられており、私が見ていたU-16の選手たちは来シーズンはカテゴリーが変わるため、一足先にシーズンが終わっていた。そのため、5/31のシーズン最後の練習ではU-12(来シーズンU-13になる学年)を指導した。