涙が止まらない

 大学に行く途中、突然動機がしてくる。あれ、おかしい。いつもの自分じゃない。焦る私がいる中でもう一人の私が「大丈夫」とささやいてくれる。何とか大学までたどり着き授業を受けた。そこまでは良かった。いつも通り授業が終わり体育館に向かうと足が重い。体育館のドアを開けようとすると突然、涙が出てきた。焦りとパニックでこの先の事はあまり覚えていない。    後日、監督に症状を伝えると「今は休みな」と声をかけてくれた。この言葉を聞いた瞬間、また涙が止まらなくなった。
 病気はオーバートレーニング症候群とパニック障害だった。その時の自分は笑うことを忘れていた。続きは次の記事で→

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