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メンタリストDaiGoオススメ!読書にも使える2大勉強法

このnoteはこんな方におすすめ
☑読書で多くの知識を得たいかた
☑学生・資格試験を勉強しているかた

この記事を読むことで学んだ知識が覚えやすくなり、アウトプットしやすくなる他、試験などの好成績にもつながりやすくなります。
読書・勉強がますます楽しくなります!


著者プロフィール

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ゆっけ

宮崎で100年以上続く本屋の5代目。脳科学を勉強し、それを活用した読書で月に60冊の読書に成功。読書に関する企業案件や電子書籍執筆を発信を通して依頼された。現在は、効率の良い読書法や勉強法の情報発信のほか、Twitterのインフルエンサーイベントの主催などを個人でやっています。


今回のピックアップツイート

※毎回の記事のテーマは、私の反響の高いTwitterの投稿を元にしています
今回は下のツイートの詳細を深掘りします。


積極的に学ぶ『アクティブラーニング』

私たちがイメージする勉強は受動的なイメージが強いと思います。
・先生の話を一方的に聞く
・1冊の問題集を1ページ目から解く etc....

残念ながら、子どもの時にやっていた勉強法は記憶向上には結びつきにくいと言われています。

今回、紹介する勉強法は『アクティブラーニング』という勉強法です。
名前の通り、”積極的に学習”することです。
ここでいう積極的とは、【進んで頭を使いながら学ぶ】ことです。

頭を使いながら学ぶ方法として、2つのポイントがあるので、それを解説しようと思います。

①想起
②再言語化

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①思い出すこと(想起)

上記の通り、「思い出す」作業が、人間の脳がもっとも活性化します。
具体的には以下の2つです。

1:クイズ化
2:インターリービング

クイズ化(記憶をミニテスト化)

自分の記憶定着をテストする方法のことです。
とある研究によると、ただテキストを読み直すのと比べて、50~70%も記憶の定着率が上がると言われています。

読書でできるクイズ化は以下のような感じです。

①本を1ページ(または1章)読んだら、いったん本を閉じる
②読んだページに何が書いてあったかを思い出す

「こんなの簡単じゃん」と思いがちですが、マジで難しいんですよ。
数秒前の内容ですらも覚えてないものです。

テスト化で覚えられる理由は、思い出せなかったときの「クソーー!!」って感情が記憶定着に結びつきやすいからです。

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インターリービング(分散学習)

この用語は「はさみ込む」「交互に配置する」という意味を持ちます。
1回のインプット時間に交互に学ぶジャンルを変える勉強法です。

野球のピッチャーの投球練習で例えれば、「ストレート→カーブ→スライダー→フォーク」というセット順番で投げることです。

私たちの一般的な勉強の流れとして、「ブロック練習」があります。
数学で例えると、”1つの方程式の使い方をマスターしたら次に進む”みたいな感じです。

こんな実験があります。

学生に2パターンの勉強法を指示。
1:1つの方程式の使い方をマスターしたら次に進む(ブロック練習)
2:1回の授業でさまざまな方程式の使い方を学ぶ(インターリービング)

翌日のテストでは、インターリービングのグループのほうが25%も成績が良かったうえ、その翌月の追試では、両グループの得点差は倍近くに開いてました。

インターリービングが良い理由

ブロック練習に効果がなかった理由は、私たちの脳が単純な刺激に敏感に反応するためです。

例えば数学でベクトルだけをひたすら続けたら頭の中はやがてベクトルに特化した思考で凝り固まっていきます。
単調な勉強が続くだけです。「想起」が起きなくなってしまいます。

この状態が続けば、記憶への定着率が下がるばかりで、新しい発想も生まれにくくなります。


インターリービング学習における3つのポイント

①ジャンルは3つまでに絞る
3を超える種類数は脳の処理能力を超えてしまいます。
「ベクトル→関数→確率」のように3つのジャンルで1セット作ってみましょう。

②学習時間は均等に分ける
例:1回の学習時間が60分の場合
ベクトル20分→関数20分→確率20分

仮に短い学習時間しか取れなかったとしても、それぞれの内容には同じ時間を使うようにしましょう。

③インターリービング1セットごとに必ず休憩を入れる


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②再言語化(自分の言葉に置き換え)

「再言語化」は何かを記憶するときのコツというより、難しいことを理解するときに大切なポイントです。
再言語化でオススメのやり方をひとつ紹介します。


ティーチング・テクニック(他人に説明すること)

自分が勉強したことを他人に説明するやり方です。
イメージしやすいのは、オリエンタルラジオの中田さんの『YouTube大学』やメンタリストDaiGoさんのYouTubeのイメージです。

このテクニックが有効なのは、容易に想像できると思います。
他人にうまく説明するには、まず自分がしっかりと内容を理解する必要がありますし、相手に正しく伝えないといけないプレッシャーで勉強のモチベーションも高まります。


教えるつもり勉強法

以下の実験があります。

学生たちを2つのグループに分けました。
①「この後にテストがある」と思いながら勉強する
②「この後で他の学生におしえなければならない」と思いながら勉強する
その後で両グループに確認テストを受けさせる

その結果、「教えなければ」グループの方が内容を思い出す確率が28%も高いことが分かっています。
とくに重要な情報ほど記憶に残っていました。

こんなに差が出たのは、他人に「教えるつもり」が姿勢を能動的にさせたのかと考察されています。
是非、この勉強法はやってみてください。

僕自身も教える機会を頂いたら、貴重なアウトプットの場として承諾しています。


さいごに

今回のポイントは以下の3つです。

①頭を使いながら学ぶ『アクティブラーニング』が有効
②思い出す作業の「想起」
③教えるつもりの「再言語化」が特に効果的

能動的な勉強で、インプットの質を高めていきましょう!


私はTwitterで速読、ならびに脳科学的に集中して読書するためのコツを発信しています。よかったらフォローよろしくお願いいたしますね。


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