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〈一年の計は元旦にあり〉でも元旦だけではとうてい足りない

このコトバはこんな意味だ。「一年の計画は元旦に立てるのがいい」「物事を始める際は最初にしっかり計画を立てることが大切」。キミも元旦に一年の目標を決めているかもしれない。でも、1年に1回、1日だけでいいの? と問題提起したい。

むこう1年間がどうなるか、わずかな時間に見通せるだろうか? 見通せないなら計画は砂上の楼閣。こう書くと「ただの揚げ足とりでは?」「ことわざにそんなにムキにならなくても」という声が、キミというよりボクのココロのなかから聞こえてくる。

ここで言いたいのはこうだ。未来を予測するのは難しい。「いまの状況を1年前に想像できたか」と自分を省みても、想像どおりになったことはほとんどない。自分が不甲斐ないから? それもあるかもしれない。でも、状況をみずからの意思で自由にできる人などいない。ブッダのような聖人でもムリだ。ということなら、目標や計画を立てる機会をもっと増やしてみてはどうか。そのときの状況に合わせて、計画や目標はどんどん見直したほうがいい。1年に1回と言わず、半年に1回、1か月に1回。ボクは週に1回そのための時間を設けている。

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