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40歳を超えたら〈がんばる〉はダメ

ある『ジャンプ』のヒーローは、嫌いな言葉の2番目に〈がんばる〉を挙げた。ボクも共感するのだけど、コトバに反して当人はがんばるから、ボクの“お手本”にはなりえない。彼ががんばるのは若いから。でも、ボクみたいに中年になったら、ズバリ、がんばってはいけない。

がんばるとは、いつもよりムリをするということ。ムリをしていいのは、そのあと回復する保証がある場合だけだ。つまり、若い人だけががんばることを許される。ボクみたいのが「まだまだ若いヤツらには負けんぞ」と息巻いても、カラダを壊し二度と元にもどらないかもしれない。「回復した」と思っても、それは錯覚。確実に“寿命”は削られている。

「だったら、どうしろというんだ!」と、これを読むキミの手が怒りで震えているのが目に浮かぶ。もちろん、がんばらなければならない状況は、中年になっても訪れる。ボクはそんなときでも「がんばろう!」と気張らない。その代わり「楽しもう!」と考える。「楽しもう!」と自分に言い聞かせれば、ムリをすることなく、ほどよい感じで全力を出せる。心身にダメージは受けない。成果もあげられるはずだ。

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