デイン・コールズ、「有言実行」でフランスを迎え撃つ。

デイン・コールズは、オールブラックスが今週、若くてハングリーなフランスチームを相手にどこを改善する必要があるかについて、簡潔な答えを出しました。それは、フィジカルとブレイクダウンです。

オールブラックスがアイルランド戦の敗戦から立ち直らない限り、長い夜になることは彼も承知しています。

「アイルランドに多くのボールを与えてしまい、フィジカル面でも必要なところまで到達できませんでした。この2点は、この1週間で自分たちのゲームをより良いものにするために得られたものだと思います」とコールズは言います。

「彼ら（フランス）は、アイルランドのテストから何かを得られるかもしれません。いくつかの映像を見ると...彼らはボールを上手に使い、非常に巧みな選手で...そして、上を走ろうとする大きな若者がいます」

フランスチームに対応するのは容易ではありません。オールブラックスは、今年最後のテストに向けて体力を消耗していることは明らかです。

しかし、コールズは言い訳をする気はなく、「かなり良い状態」であると宣言し、フランス戦では言葉よりも行動で勝負するしかないと語りました。

「アイルランド戦の敗戦では、出場した選手だけでなく、グループ全体が傷ついていました」

「でも、木曜日の午後に行われたセッションはとても良かったし、両チームとも夢中になっていて、ちょっとしたエッジと意図が生まれました」

「しかし、まだ木曜日です。土曜日に向けて話を進める必要がありますが、我々は今、良い状態にあります」

「最初からここ（ツアー）にいた多くの選手と話をしましたが、これほど長く感じたことはありませんでした」

「もちろん、選手たちは家に帰って家族に会いたがっていますが、全員がかなりの存在感を示しており、それは良いことで、パフォーマンスを発揮しようと決意しています」と述べています。

判断力や身体能力の向上は、フォワードだけの問題ではありません。アイルランド戦では、オールブラックスが深い位置から走ろうとしたときに、ウィル・ジョーダンがモールでターンオーバーをしましたが、ジョーダンはアイルランドのフランカー、ケイラン・ドリスに捕まってしまいました。

✔️ボールを搔っさらって独走しちゃうキャプテン、サム・ケインさん🧐#オールブラックス | #オータムネーションズシリーズpic.twitter.com/JWdwyYbVsz

— オールブラックス番記者・黒猫 (@rugbykuronekoya) November 19, 2021

過去2年間、オーストラリア人選手との対戦が多かったオールブラックスが、ヨーロッパではフィジカル面での大きな変化に対応しなければならないことを表しています。コールズは、アーロン・スミスやサム・ケインとともに、チーム全体を要求されるレベルに引き上げる役割を担っていると語りました。

「今年はあまりテストをしていませんが、私たちはかなり経験豊富なラグビー選手です」と彼は言います。

「チームの成功に貢献したいし、ちょっとしたリーダーシップやエッジを発揮して、チームを牽引しようとしています。そういった小さなことの積み重ねです」

また、コールズはちょっとしたおしゃべりも披露してくれます。先週、アイルランドのNo.10ジョニー・セクストンに向けて言った卑猥な言葉がレフリーのマイクに拾われ、すぐにソーシャルメディアで話題になりましたが、コールズが自分のやり方を変える可能性はゼロです。

「ママ、ごめんなさい」 とコールズは言いました。

「ちょっとした雑談だったんだ。それが僕のやり方で、フィールド上では常にちょっとした冗談があるものです」

「でも、もしそうだったとしても、もっといい言葉を使って、誰かを怒らせないようにしたいと思います」