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スコット・バレット、アイルランド代表との1stテストにブラインドサイドフランカーとしてサプライズ選出。

木曜日、アイルランドと対戦するオールブラックスのメンバーが発表され、スコット・バレットがブラインドサイドのフランカーに入ったことが大きな話題となりました。

オールブラックスのイアン・フォスター監督は、土曜日の夜にオークランドで行われるアイルランドとの第1回テストにおいて、意外な人選を行い、イーデンパークでの激しい戦いになる可能性があるアイルランドチームのフィジカルに対抗するため、バレットを6番で起用しました。

クルセイダーズのキャプテン、バレットは、48テストのほとんどをロックでプレーしており、またフッカー、コーディー・テイラーにラインアウトのオプションを提供することになりますが、マッチデー23から外れているアキラ・イオアネより先に先発することが望ましいとされたようです。

バレットが6番で先発したのは、2019年のワールドカップ準決勝でイングランドに敗れた不運な1テストだけですが、クルセイダーズで散発的にこのポジションに出場してきたため、この役割に求められることは熟知しています。

スコットの加入により、タラナキファミリーの3兄弟が先発チームに加わることになり、ボーデンはファーストファイブエイトで出場し、ジョーディはフルバックに登録されました。

サム・ホワイトロックとブロディー・レタリックが2列目、そしてバレットがルースフォワードとして先発し、フォスターはリザーブベンチにスペシャリストのロックを加えることをしませんでした。

キャプテンのサム・ケインがオープンサイドのフランカーとして、アーディー・サヴェアがNo.8に指名されました。

ルーズフォワードのダルトン・パパリィは、ベンチに名を連ね、ピタ・ガス・ソワクラは、フィールドに出ればデビューとなります。

ホスキンス・ソトトゥは、ブルースのチームメイトであるイオアネとともに、3テストシリーズの初戦に必要なルースフォワードとはなりませんでした。

フォスターは、フロントローにも興味深い人選を行い、オファ・トゥンガファシをタイトヘッドプロップとして先発起用し、ネポ・ラウララは、マッチデー23から外れました。ルーズヘッドプロップには、経験豊富なカール・トゥイヌクアフェとアンキャップのエイダン・ロスを差し置いて、好調のジョージ・バウワーが選ばれました。

怪我や病気のため、フォスターはバックラインを深く掘り下げることを余儀なくされています。

レスター・ファインガアヌクは、左ウィングでデビューします。

ケイレブ・クラークはまだ怪我から完全に回復しておらず、ウィル・ジョーダンは新型コロナに感染して使えないため、フォスターはフェインガアヌクとセヴ・リースにウィングとしての信頼を置かざるを得ませんでした。

デイヴィッド・ハヴィリとジャック・グッドヒューも新型コロナに感染した為欠場となり、クイン・トゥパエアとリエコ・イオアネが中盤で先発することになりました。

ブルースのウィング、マーク・テレアは、来週末までのジョーダンのカバーとしてメンバーに加えられ、昨年オールブラックスと遠征したクルセイダーズのウィング、ジョージ・ブリッジは、見送られました。

水曜日の夜、ハミルトンでマオリ・オールブラックスが実験的なアイルランド代表を32-17で下したのを見たオールブラックスは、3テストシリーズの最初の試合で力強い声明を出すつもりでいるはずでしょう。

フォスターとアシスタントのジョン・プラムツリーとスコット・マクラウドも新型コロナに感染し、隔離を余儀なくされるなど、オールブラックスにとっては厳しい1週間となりました。

「長い間ホームから離れていたような気がしますが、この試合でファンの前に戻ってこられるのは、これ以上ないシナリオです」とフォスターは語りました。

「今週は必ずしも計画通りに進んではいませんが、全体的な準備はとてもうまくいっています」

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