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ベン・スミス、そろそろ「本当の仕事」に。

オタゴの名選手ベン・スミスは、時計の針が刻々と進むのを感じています。

スミスは、日本のクラブ、神戸との最後の契約を終え、引退を検討していることを明らかにしました。しかし、あと数試合、自分の体を酷使する可能性を否定しているわけではありません。

84試合の出場を誇るオールブラックスは、ジャパンラグビーリーグワンのシーズンをスティーラーズで過ごし、その後、ケイティ夫人と3人の子供たちのいるダニーデンに戻ってから、何らかの決断を下す予定です。

「あと2週間もすれば、引退も視野に入ってくるでしょう」と、スミスは昨日、日本からOtago Daily Times紙に語りました。

「かなりよい走りをした。だから、引退もあり得えます」

「このゲームを諦めるのは難しいですし、"これで終わりだ "と言うのは、まだ自分の中で理解しがたいことなんです」

「同時に、次に来るかもしれないどんなことにも挑戦したいし、気分転換に本当の仕事に就きたいんです」

スミスは、ブーツをしまっている間も、チャンスには恵まれていたと言います。

昨年は造園の仕事もし、何か活動的な仕事に就きたいと考えているようです。

ハイランダーズで153試合、オタゴで44試合、グリーンアイランドで50試合、そしてフランスと日本でのプレーを含む長いキャリアを経て、6月に36歳になるスミスは、身体的に大丈夫だと感じています。

しかし、そろそろフルバックやウイングとしてよりも、父親として過ごす時間が増えてもいい頃だとも思っています。

アナベル、ウォルター、そして赤ちゃんのヴィニーは、父が偉大な選手生活にピリオドを打ったとき、You Tubeのクリップと流れる賛辞を楽しむことができるでしょう。

「私が何をするにしても、家族は間違いなく大きな要素になるでしょう」

「彼らのラグビーを少し指導して、一緒に回ってみたいと思っています。昨年はそれを少し味わったので、週末を取り戻し、家族と一緒に何かできるのは素晴らしいことだと思います」

「最近、あまりラグビーをしていなかったので、体力的にはかなりいい感じです」

スミスが今シーズン、神戸でベンチ出場しかしていない理由のひとつは?

もちろん新型コロナです。彼はちょうどウイルスの発作から回復したところなのだ。

「何人かに比べたら、僕はそれほど悪くなかったですよ。喉の痛みや鼻水はあったけれど、熱はありませんでした」

「ニュージーランドにいる僕の家族はみんなかかってしまいました。子供たちもケイティもケイティのお母さんもみんな同時にかかったから、アパートで一人でかかったのに比べたら、ちょっと残酷でしたね」

神戸のクラブは、最近亡くなったアシスタントコーチのスティーブ・カンバーランドを追悼しています。

元ハイランダーズのリチャード・バックマン、ヘイデン・パーカー、トム・フランクリンらとともに、スミスは、元オタゴのプロップからコーチになったカンバーランドに多くの愛情を注いでいました。

「カンバーは、私たちにとって家族のような存在でした」

「正直言って、まだ信じられません。彼がいなくなることはとても寂しいことです」

カンバーランドの死は、苦境にあるハイランダーズの苦難を視野に入れたものです。

スミスは今でも古巣に密着しており、勝ち点ランキングを見るのは好きではないが、ハイランダーズは成績が示す以上にいいチームだと信じています。

「ハイランダーズは、成績が示すよりもずっといいチームだと信じています」

「彼らはまだプレーオフ進出を目指しているし、良いコーチ陣にも恵まれています」

「彼らはまだプレーオフを狙える位置にいるし、良いコーチ陣が揃っているから、今シーズンも強くなって帰ってくると確信していますよ」

スミスが所属する神戸は、再編成された日本リーグのトップリーグで7位につけており、今週末にはキヤノンイーグルスをホームに迎えます。

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