ウェイン・スミス、ウィル・ジョーダンの才能を称賛。
オールブラックスの元アシスタント、ウェイン・スミスは、クルセイダーズのフルバック、ウィル・ジョーダンを高く評価しており、Stuff.co.nzのマーク・リーズンのインタビューでは、オールブラックスの伝説的選手、クリスチャン・カレンと比較し、最高の賛辞を送りました。
彼は、23歳の選手を「莫大な身体能力」を持つゲームの「スーパースターになる可能性のある選手」と呼び、クリスチャン・カレンがかつてやっていたようなことをするために、彼の役割がもっと拡大することを望んでいます。
ジョーダンは、ウイングから離れ、プレーのファーサイドに飛び出してボールタッチを増やすことで、試合でのインパクトを拡大させる余地があります。
「スーパースターになる可能性がある」と、スミスはジョーダンの印象を聞かれたとき、こう答えました。
「彼は明らかに頭がいい。莫大な身体能力を持っていますし、スピードもあります」
「(ウイングとして）まだ持っていないのは、スクラムハーフの周りで仕事をする能力です。9番が弧を描いたときに、彼が外側のオプションになったり、ウィングから降りてワイドサイドのランナーになったりして、フィールドの反対側でオプションになるような小さなプレーがあるんです」
「クリスチャン・カレンのような役割で、もっと使ってほしいですね」
おや。ワラビーズのロック、ローリー・アーノルドさんが日本のクラブと3年契約でシーズンあたり150万豪ドル(約1億2,471万円)で契約を結ぶとの報道。日本のどのクラブかはまだ明らかになっていません。https://t.co/x0wu6FManN
— ALL BLACKS番記者・黒猫 (@rugbykuronekoya) February 23, 2022
2021年にワールドラグビーのブレイクスルー・プレーヤー賞を受賞し、15トライを挙げたフライングウィングの傑出したシーズンとなったジョーダン。
右ウィングからロングレンジのトライを何度も決めたのは、エリートスピードで抜け出す彼の能力でした。
ウェールズ戦でのチップ＆チェイスは、ジョーダンのスキル、スピード、敏捷性、ビジョンなど、ジョーダンのすべてを示すハイライトの一つです。
スミスは、ジョーダンはいつかカレンのフィールドを切り裂く能力に匹敵するかもしれない、とまで言いましたが、それはこのゲームがこれまで見た中で最高と広く認められています。
「クリスチャン・カレンのようなフィールドランナーをまた見ることができるとは思わなかったが、この子はそうなるかもしれません」
「クリスチャンには5つのギアがありました。彼はほとんど5つめのギアを使わなかったが、使った時、彼のようにトップスピードから加速する選手見たことがありません」
オールブラックスは当面、彼を右ウイングとして起用し続けるかもしれませんが、フルバックとしてのジョーダンの能力は、週末のスーパーラグビー・パシフィック・ラウンド1で、クルセイダーズの対ハリケーンズ戦で発揮されました。
両サイドのあらゆる場所に顔を出し、首都の選手たちを苦しめ、彼の最初のラインブレイクがレスター・ファインガアヌクの3トライのうちの1トライにつながったのです。
ファインガアヌクの2本目のトライは、セットプレーのスクラムからで、これもまたジョーダンの爆発的なプレーから生まれました。
スイッチパスの後、インサイドラインを走り、ハリケーンズの中盤を切り裂き、フルバックのジョーディ・バレットを引きつけて、2対1を仕留めました。
キックリターンでは、ジョーダンは常に距離を稼ぎ、クルセイダーズの攻撃を有利なフィールドポジションに設定していました。11回のキャリーで140メートルを走破し、2回のクリーンブレイクも達成しました。
15番のジャージーを着たジョーダンの好調が続けば、いつかオールブラックスでカレンと同じポジションでプレーする機会が訪れるかもしれません。
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