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日本代表の姫野和樹がハイランダーズを離れたくなかったと明かす。

世界的な日本人バックローである姫野和樹は、たった1シーズンで早々と終わってしまったハイランダーズとの恋を再び実らせるために、ハイランダーズに戻ってきたいと語っています。

27歳のトヨタヴェルブリッツのスター選手は、昨シーズン、1年契約のハイランダーズで素晴らしい活躍を見せ、彼の力強いボールキャリーとボールに対する能力は惜しまれるほどでした。

ハイランダーズはすぐにでも彼を連れ戻すだろう。そして姫野は、火曜日の夜、日本の記者団に、その気持ちをはっきりと語りました。

「正直なところ、もっと長くいたかったというのが正直なところです」と姫野は通訳を介して語りました。「しかし、トヨタとは1年後に戻ってくるという契約をしていました」

「また、日本代表のジェイミー・ジョセフHCからも、ぜひ戻ってきてプレーしてほしいという要望があり、1年間のチャレンジ契約となりました」

「ダニーデンの町も好きでしたし、ハイランダーズのみんなと一緒にプレーするのも好きでした。今後もチャンスがあれば、また戻ってきたいと思います」

そのため、姫野は、試合当日や練習場での仕事ぶりから「ミスター・パッション」と呼ばれたハイランダーズ以外のチームではスーパーラグビーに復帰しないだろうと話しました。

姫野が復帰できるかどうかは、元オールブラックスHCのスティーブ・ハンセン氏がラグビーディレクターを務めるトヨタヴェルブリッツの有力者たちにかかっていますが、彼らがこの貴重な人材をしっかり捕まえても不思議はないでしょう。

姫野はジャパンラグビーリーグワン、ブレイヴ・ブロッサムズのスター選手の一人であり、彼が持ち帰った知識は、現在、日本の水準を高めるために活用されています。

「全体として、素晴らしい経験でした」

「今回の目的のひとつは、自分の快適な空間を飛び出し、行ったことのない異国の地で、プライベートでもストレスの多い生活を送ることでした」

「厳しい環境ではありましたが、それが自分の成長につながると信じていました」

「アーロン・スミスやアッシュ・ディクソンなど、真の偉大なリーダーたちから多くを学びました。彼らは私に、実際に人を動かす方法を示し、教えてくれたのです」

トヨタヴェルブリッツのサイモン・クロンHC(来年ウエスタンフォースに就任予定)は、同クラブの日本人選手の中で姫野の影響力は非常に大きいと語っています。

実際、「姫野タイム」と称して、チーム全体を支えることよりも、自分のプレーに集中できるような1週間を構成する必要がありました。

姫野のハイランダーズでの活躍は、言葉の壁があったからこそ、より印象的なものとなったが、そのハードルもなんとか乗り越えたと言います。

「もちろん、英語は得意ではありませんが、それでも自分が直接的に影響を与え、チームに良い影響を与えることができたのは嬉しいことです」

「言葉が通じなくても、フィールドで自分ができることを示せばいいんだ、ということを学びましたし、そうやってリーダーシップを発揮してきました。そうすることでチームに利益をもたらすことができたので、ハイランダーズではミスター・パッションと呼ばれるようになったのでしょう」

姫野は、7月にフランスを迎える日本テストチームの中心選手となり、SANZAARは、2023年のラグビーワールドカップ後にブレイヴ・ブロッサムズを拡大した大会に参加すべきかどうか、来年以降に判断しなければならないでしょう。

姫野は、日本代表が機会を与えられればスピードアップできると確信していますが、国内大会とテストアリーナのギャップを埋めるために、日本のラグビーリーグワンの選手たちがスーパーラグビーの対戦相手に触れることが「重要」だとも述べました。

「スーパーラグビーは...ラグビーという意味では世界最高峰のリーグです」

「日本の選手たちにとって、このような環境に身を置く機会を得ることは非常に重要です。とても大事なことです」

「そのスーパーな環境の中で、日本選手は本当に輝けるし、チームにもプラスになると思います」

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