最近の儀式(日記のようなもの)
「あーそーぼ!」
夏に4歳になる娘は
誰かと遊ぶ楽しさを覚えた。
娘の頭の中は誰かと遊ぶ事でいっぱいだ。
保育園から帰ると直ぐに夕食の支度、
夕食を食べ終えると片付け、トイレに誘い、お風呂、髪を乾かし、保湿剤を塗り、薬を飲ませ、コップ一杯のお水を飲んだら直ぐに歯みがき。そして再びトイレ。
文字だけおこせば当たり前で簡単そうな事だが相手は“遊びたい”で頭が支配されてる子供。
「イヤ!」の先制攻撃を受ける。
そうかそうか分かるよその気持ち…
でもね…「ヤダ!」
!…。
唱えきれない説得呪文。
拗れる拗れる。
何とか納得したり
盛大に大泣きしたりで
何とかかんとか次の行動に踏み出す。
毎日、毎工程、イヤイヤっ子を育てるどの家庭でも。夕食後から寝るまでの間、親子で戦ってるのだ。
“遊びたい”の欲求を叶えてあげたい気持ちと寝るのが遅くなってしまうプレッシャー。
平日の限られた時間、娘との時間は寝る前の1時間。
絵本を1冊読んで、ぬいぐるみで遊んで、電気を消して布団の中でお話をする。今日あった事の話をする日もあれば3歳児の「なんで?」に答える時間。娘の良い所を沢山教えて、話すことが無くなればお互いに「好きよ」「うん大好きよ」「うふふ」「好きよ好きよ」とひたすらに。
いつの間にか私が眠ってしまい娘も追うように眠りにつく。
そんな毎日。
同じような繰り返しではあるが
今1番穏やか。
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病的に気分が上下する心の持ち主な私は
少しの出来事で直ぐに取り乱し寝込んだり逆に目が冴えて力に満ち溢れ過剰に自分を誉めちぎる面があった。
それが原因でトラブルは尽きなかったから自分を誇大評価する事を止める為にとにかく自分の事を貶し続けたりした。
その結果、しばらく自信喪失し背中を丸くして目立たぬように過ごす時期もあった。
最近になってやっと気持ちの波の振れ方が穏やかになった気がする。子供が生まれたからか長年の治療が実ったのかそれは分からない。飲み続けたリチウムも完全に絶った。それでも心は穏やか。
最近、ちょっと習慣にしようとしている事がある。
自己を肯定する事。誇大にではなく小さく褒める。思い込みではなく現実的な面を。娘の良いところを話す時間に1つだけ今日の自分の良かったことを娘に伝える。「へぇ!ママ頑張ったのね」と言ってもらえたら心が平和。うん。寝れる。
積み重なる度に心に栄養が蓄積されてるような。そんな気がする。
気分の上下を繰り返すしんどい病と付き合って10年が経とうとしている。
睡眠の確保、糖質を取りすぎない事で症状が緩和するらしいから気を付けてみている(躁の時は夜更かししちゃってるがw)それにプラスで程よく褒める。
私は医師でもないから分からないけど、
多分きっと私にはこれが合ってる気がする。
お薬は不要だったようだ。
またバランスが崩れる日が訪れるかもしれない。
それでも、今は穏やかで素敵な日を過ごせてる。そんな日があったという事を忘れないでいたい。