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減塩Lab.6 「減塩ステップ・朝ごはん編」

減塩をしています。食事における食塩の摂取量を1日6gにおさめるよう、日々、心掛けています。

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減塩は、文字通り、「食事で摂る塩を減らす」ことです。その食事の内容や回数などは人それぞれですが、最大公約数的な、つづけるための秘訣はあります。

まずは、減塩の目標値を定めること。

1日の食事を、朝・昼・晩とした場合、3回分の合計で食塩摂取量を管理すると、日々の変動が抑えられ、一様に取り組めると思います。

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そして、できるだけ朝食で減塩をすること。

毎朝食べるものは、だいたい決まっていると思います。それを、減塩の視点で見直してみてはどうでしょう。

たとえば、パン食からごはん食に変える。たまご料理に調味料をかけない(あるいは少量に)。みそ汁やスープは控える(あるいは薄味に)。ハムやベーコンなどの加工食品も控える。などなど。

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ちなみに、おすすめの減塩レシピは、白米に、納豆&胡麻油です。

納豆に胡麻油をたらし、しっかりかき混ぜれば出来上がり(写真、左上の小鉢)。温かいごはんと一緒にいただきます。彩りに、刻みネギ、刻み紫蘇、炒り胡麻、一味唐辛子などをかけてもおいしいです。もちろん、パックに付いているタレなどは使いません。

IMG_6431_朝食

ちなみにこちら、定番の朝ごはんです。納豆(味付けは胡麻油のみ。付属のタレは使わない)、漬物(手づくりの甘酒の素で漬けたもの。塩はほとんど使わない)、味噌汁(減塩味噌使い)、白米(すり胡麻&あおさ。彩りと味付けを兼ねて)。

納豆は好き嫌いがあると思いますが、手間のかからない減塩レシピを何か1つ定番として持っておき、毎朝のルーティンに組み込んでしまえば、少ない頑張りでつづけられると思います。

実はこれ。大事なポイントなのです。

というのも、先に、食塩摂取量は3食トータルで管理するとしましたが、昼と晩の食事において食塩の量をコントロールするのは、けっこう難しいのです。

この2回の食事は、外食か中食(なかしょく=惣菜や弁当などを買って家や職場で食事をする)になることが多く、ひいては、食塩の多いメニューになりがちです。そして、減塩が難しい一番の理由は、昼と夜は、共食(きょうしょく=誰かと共に食事をする)になる傾向が高いところにあります。

食べるものを選ぶとき、人は、自分の意思で選んでいると思っています。確かに、選択の主体は自分自身なのですが、数ある品目から1つを選ぶ際に、実はかなりの割合で、他者の言動や存在そのものに影響されています。たとえば……

・上司や同僚とのランチ、あるいはママ友の食事会で、みなと同じメニューを選んだ(出てくるタイミングが一緒、かつ早いかもしれない。という気遣いから)
・友人や知人がSNSに上げていた、新メニューやスイーツなどが気になり、帰宅途中に店に立ち寄って食べた(あるいは買って帰った)
・「〇〇を食べると数値が下がる」「〇〇を食べると痩せやすくなる」という、テレビの番組、雑誌の記事、友人や知人のアドバイスを受けて、試しに食べてみた。

このように、食べる行為は、自分の思い通りにできるようでいて、まったくの自由ではないのです。その点を、頭の片隅に置いておきたいと思います。

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