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今こそ進化の時期。OYO LIFE伸びしろいっぱい

みなさん、こんにちは。ぐうたら企画です。
今日は私たちが挑戦しているYouTube企画、“勝手にコンサルティング”の動画内容についてお話したいと思います。
動画を見る時間がある方にはぜひYouTubeを見ていただきたいのですが、テキストの方が好き♡という方もいらっしゃると思うのでnoteにも書いておこうかなと。

OYO LIFE概要説明編はコチラ▼

インド発!世界第2位のホテル・住宅・空間チェーンOYOの歩み。

そもそもOYOは、2013年5月にインド・ニューデリーで設立した企業で、今や南アジアNo.1、世界第2位のホテル・住宅・空間チェーン。
設立からたった7年弱で、80ヵ国800都市以上で不動産ビジネスを展開する巨大カンパニーになったそうです。半端ない...w

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CEOは創業者でもあるRitesh Agarwal(リテシュ・アガルワル)さん。まだ26歳だそう。
リテシュさんは、Paypal創業者が世界の20歳以下の学生を選抜し10万ドルの資金提供をする“ティールフェローシップ”に参画し、見事資金提供を勝ち取り、OYO Hotels&Homesを起業。


各地域の宿泊需給データをAIで常時分析するテクノロジーをホテル業界に導入し、既存のホテルをフランチャイズ化して部屋数を拡大しています。
中国ではチェーン化されていないホテルが3,500万室分あるらしく、まだまだ急成長が期待できそうなのです。
しかも!2015年にはあの孫正義さん率いるソフトバンクより約100億円の出資を受け、2018年にはソフトバンクビジョンファンドがリードし約1,000億円の調達にも成功しています。
今後の成否はともかく、それほど期待できるマーケットだということです。

ミッションは“Quality Living Space”の提供。

OYOが取り組んできた大きな柱は、ホテル事業の経営コンサルティング。
元々あったホテルと協業して、集客・空間演出(ブランド)・ホスピタリティをハイクオリティに保ち、時期に合わせて価格設定を行ってきました。
なかには、ホテル全体をフルリニューアルし、ホテルオーナーとして経営を行っているホテルもあるようです。

改めて考えると、誰もが思いつかなかったようなアイデアではなく、ユーザー視点で考えると当然の設計にも思えますよね。
ただ、ホテル業界ではまだテクノロジーがうまく活用されていなかったのです。

ホテル事業を中心にビジネス展開してきたOYOですが、彼らの目指す方向性は、生活空間に関わる高品質な空間を提供すること。
「便利な場所」「デザイン性の高いインテリア」「適切な価格」の3つを同時に実現することこそがOYOの独自性であり、現在の急成長に繋がっているようです。

全く新しい賃貸のかたちを提供するOYO LIFEとは。

OYO LIFEは日本発のグローバル不動産ブランドで、スマホ1つで完結できる賃貸住宅サービス。2019年3月のリリース以降、東京都内を中心に続々と利用者数を伸ばしています。

そもそもOYOが目をつけたポイントは、現在日本の賃貸物件数は2,200万件、その中で空き家物件数が800万件もあるということ。
2040年には約4割が空き家になるとの情報まで。
その一方で不動産市場規模は12兆円と大きいうえに、IT化が進んでいないことから参入を決めたそうです。

OYO LIFEの特徴は、なんと言ってもスマホ1つで入居までたどり着けること。

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しかも敷金・礼金・仲介手数料なしで、水道・電気・ガス・wi-fi、さらには家具家電も完備されているのが嬉しいポイントです。

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最短で翌日から入居できるし、不動産屋さんに何度も足を運んで、契約まで数週間かかる手間が一切不要。
しかもOYO PASSPORT(オヨパスポート)というサービスで、あらゆる領域のサブスクリプションサービスをお得に利用できちゃうのも特典。

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こんなサービス完璧じゃない!?とも思ったのですが...

やっと本題。いくつか改善すべき課題があります。

大きくは3つ。
①プロモーションメッセージの改善
②中長期契約者の損失改善
③ターゲットの明確化

解決編動画はコチラ▼

①プロモーションメッセージの改善


まずOYO LIFEの命とも言える、メッセージについてです。
現在“スマホ完結型賃貸”と銘打って、さまざまなプロモーション展開をされていますが、実は90日間以上部屋を借りる場合、法律上紙面契約が必要なのです。

ホテル暮らしが憧れで毎月のように住まいを変えたい♡
という方にとっては素晴らしいサービスなのですが、いくら手続きが簡単とはいえ引越しやそんなに家を変えるの面倒だと思う方も大勢います。
というか、そっちが今のマーケットだと大多数。

そうなると、スマホ完結型と謳い続けるのは結構苦しいですよね。
そこで、そもそもOYO LIFEが社会に与える影響・価値が何なのかを考えてみました。

OYO LIFEが社会にもたらす影響という視点で考えた時に
簡単に部屋を変えられる=荷物は最小限(ミニマリストな暮らし)
荷物が最小限=ゴミが少なくてエコ
内見や手続きで煩雑な時間を最小化できる=効率的
の3点が特徴なんじゃないかなと思いました。

だからこそテクノロジー面をメッセージにするのではなく、
『eco率な暮らし』を実現する
と本質面を訴求した方がブランディングとしても、UXとしても正しく伝わるはずです。これ、結構お気に入り♡

②中長期契約者の損失改善

そして2つ目。特徴のところでも話しましたが、電気・ガス・高熱・wi-fi完備なのですが、実はそれらの費用は家賃に含まれています。
なので月々の家賃は少し割高になるOYO LIFE。
ですが、敷金・礼金・仲介手数料がないため短期的に見ると確実にお得です!

でも住んでみて気に入ったら長く住んじゃいますよね?
物件にもよりますが、大体1年以上住むとOYO物件は通常の不動産屋さんで借りる場合より高くなってしまうのです。
そうなると退去時に損しちゃったなぁ、とマイナスイメージで体験を終えることになるので、1年以上契約時から通常家賃に戻すなどの価格改訂が必要だと考えました。

合わせて、とっても魅力的なOYO PASSPORT!を活用しましょう。
OYO物件に住むとお得に活用できるとなっていますが、思い切って2ヶ月間無料にしませんか?
1ヶ月だと全部使いきれない可能性が高く、サブスクサービスは初回に使わせることが肝になるので余裕を持って2ヶ月利用しまくってもらいましょう。
そうなることでパートナー企業との関係もより強固になり、結果的に仲介手数料もいただけるようになるはずです。

③ターゲットの明確化「絶対、20〜30代の女性」

現在OYO LIFEを利用しているのは流行に敏感なアーリーアダプターと言われていますが、サービスを定着させるには20〜30代の女性に満足してもらうことが重要です。
これまでのプロモーションを拝見すると、男性利用者が結構多いなというイメージで、女性にとってはまだまだハードルが高く感じました。

ただ、社会の当たり前を先導していくのは女性です。
しかも女性は自分の生活スペースに対するこだわりが強い。
家具や調理器具一つとっても、安さだけでは動きません。

ミニマリストもトレンドになってきていますが、数としては少数です。
ビジネスを成立させるためにはシェアを獲得していかなければ、成長はありませんので一般女性が満足できるサービスへ進化させましょう!

例えば、家具レンタルで最新家電が利用できたり、備え付けのトイレットペーパーなどの品質を少しあげたり...
日本のホテルクオリティが圧倒的に高いこともあり、SNSを見ているとどうしてもクオリティ面に難があるというコメントが多数上がっています。
一般女性が安心して利用したくなるプロモーション展開とオペレーション改善を徹底すれば、さらなる成長が見込めるのではないでしょうか。
あと....

運営オペレーションは迅速に改善しましょう!

こんな感じで初回の勝手にコンサルティングを終えました。
とにかく楽しくて楽しくて...ぜひこんなアイデアもあるよ!などありましたらコメントください。
一緒に楽しくディスカッションしましょう♪

お仕事のご依頼はtwitter DMよりお願いします。


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