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コロナ大恐慌後における経済回復の一手、IRの未来を考えてみる。

みなさん、お久しぶりです。きょんです。
そろそろ自粛に飽きてきている頃ではないでしょうか。
私は家で何も考えずボーっとするのが大好きなので、ストレスフリーな生活を送っています。
そのせいで全ての行動が後回しになって、noteもサボりすぎましたw

さて今日はいわゆるカジノを含む、IR(統合型リゾート)についてゆる〜く語ってみようかなと思います。
まさかまさかの、日本国家を勝手にコンサルティング!
長くなると思いますが、時間を持て余していると思うのでぜひお付き合いください♡

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そもそもIRってなに?カジノのことじゃないの?

IRというのは“Integrated Resort”の略で、統合型リゾートのこと。

IR(統合型リゾート)とは
カジノやホテル、劇場、映画館、アミューズメントパーク、ショッピングモール、レストラン、スポーツ施設、スパなどの温浴施設、国際会議場・展示施設といったいわゆるMICE施設を一区画に含んだ複合観光集客施設

とまぁこんな感じで定義されています。
日本では、カジノが法律上認められていなかったことから、カジノだけにフォーカスした報道が目立ち、IR=カジノと思っている人も多いようですが本当は違うんだぁとなんとなく理解しておいてください。

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ラスベガスとか、シンガポールと言われるとイメージしやすいかもしれませんね。

IR誘致は経済の盛り上げ要素になりうる。

なぜ各国においてIRが重要視されているかというと、海外観光客(インバウンド)が増えて日本にお金を落としてくれることで経済が活性化するからです。
2016年に成立したIR推進法案にもIRの目的が明記されていて、ざっくりまとめると「IRは観光と地域経済の振興に寄与するものであり、財政難を改善するものであると同時に、国際競争化における観光都市を実現するものである。」とされています。

アベノミクス効果でリーマンショック以降の経済を持ち直したのは束の間、今はコロナショックでオリンピックが延期となり、世界恐慌レベルの経済難に陥っています。
とにかくコロナと共生する社会を創造するためにも、この混乱を落ち着かせることが急務だと言う意見もわかりますが、今こそ経済対策の一手になりうるIRをゴリゴリ進めた方が良いんじゃないかと感じているところです。

それで結局、IR(カジノ)はいつ日本にできるの?

かなり前からカジノができるって言われてるけど、いつになってもどこに建設されるかすら分からない統合型リゾート問題。
昨今の説だと2025年あたりになると言われています。ただコロナ問題でもはやどうなるのか全く見えないですが...
しかも当初は、2020東京オリンピックに合わせてオープンさせようとしていたらしい。全く気配すらありませんでしたねw

IRに関する議論はかれこれ10年近く国会で行われているわけですが、これほどまでに時間がかかるには理由がありました。。。

煩雑手続き10 STEP!今のところ、5-6 STEPまで到達。

他の国はどうなのか分からないのですが、日本はとにかく煩わしい手続きがめっちゃ多い!!!そらマスク2枚も時間かかるわ、と納得したほどw
とりあえずドーーーーーンとやってみて、都度都度問題は潰していけば良いんじゃないかと思うのは私だけでしょうかね。どうせ問題ゼロとかありえないしw

【IR完成までの10 STEP】
 1. IR推進法案成立
 2. IR推進本部設立
 3. IR実施法案成立
 4. ギャンブル等依存症対策法案成立
 5. カジノ管理委員会設立
 6. IR基本方針の発表from国交相 ★今ココが終わったところ
 7. 各地方自治体からの立候補 ★夏予定だったけど、どうなるのかな
 8. 開発都市の決定 ★2022年ごろと言われている
 9. 事業会社の決定
 10. 開発〜オープン

普通の企業なら1年あれば余裕で進められるけど、いろんなところから横槍が入る国会では10年ぐらい見ておかないと進まないというミステリー。
一方で、思ったよりも段階踏まないといけないんだなと国政の難しさも痛感しました。

次のステップは「場所」。有力候補は横浜&大阪!?

IR実施法案の中でも言及されていますが、初動でIRを設置できる都市は最大3箇所
そして現在立候補するのではないかと言われているのが、北海道・千葉・東京・神奈川・愛知・大阪・和歌山・長崎・沖縄の9都市です。
横浜と大阪に至ってはすでに計画書も作られています。

一方で千葉と北海道は見送りとの報道も!まぁまだ立候補すら始まってない状況なのでどちらとも言えませんが。
北海道に至っては2019年の12月、大々的に報道された収賄事件も起きてしまったため勢い自体はなくなってると思います。

この事件、裁判になると思ってましたが立件されなかったんですね。
妄想でしかありませんが、いろいろな圧力が動いている予感w
都市に関してはいろいろなご意見があると思いますが、ぐうたらの推しは本州(横浜or大阪)と長崎or沖縄の2箇所。
小さい島国のなかでいくつもIRができてしまうと観光客が分散してしまうので、1箇所でも良いくらいだと思っています。

重要条件は「土地の広さ」「インフラ」「住民の賛成」。

経済の視点だけで見ると良いこと尽くしなIR事業。
ただもちろん、問題点もたくさんありまして大きくは以下の4つ。

■治安の悪化
■ギャンブル依存症問題
■マネーロンダリング(資金洗浄)
■都市開発に伴う税金活用
■負の遺産化

IRの誘致が決まれば、その都市の地価上昇、観光客増加によるビジネスの発展は目に見えています。これは明らかなメリット。
一方で住民の賛成を得るためには複数ある問題をいかに解決していくかが肝になりますよね。

カルチャーの異なる外国人が増えると、当然治安の悪化が懸念されます。
立候補している沖縄県は身を以て理解していると思いますが、ポイ捨てはもちろん、犯罪も増える可能性が高くなります。
それに加えて悪事で得た現金を綺麗な現金に変えるマネーロンダリング
反社会的勢力や悪徳ビジネスマン、政治家など富裕層につきものの悪事も山積するでしょう。

また国会でも常に叫ばれているギャンブル依存症問題
入場料を課し、来店制限を設けることで解消できるとされていますが、コロナショックでも話題になっているパチンコのようにギャンブル好きを止めるのは至難のわざ。

それにIR開発に伴うインフラ整備には税金が使われるし、IRオープン後長期スパンで見たときに大阪の夢洲のように負の遺産と化してしまう可能性だってあります。
新しいことをするには必ずリスクがついてきます。ゼロリスクのビジネスなんてほぼ皆無。いかに住民に理解してもらうのかが、地方自治体の腕の見せ所となりますね!
今の流れで言うと、横浜の住民反対派はかなり多くて、大阪府知事の吉村さんが強そう...ですね。

IRは日本を活性化する手段!無駄な争いはするな。

まぁいろんな課題はありながらも、基本的にはIR大賛成です。
もはや少子化が進む日本人口だけでは経済は回復しません。
シンガポールじゃないけれど、日本には島国ならではの良いカルチャーがたくさんあるわけなので観光大国として世界で戦って欲しいなと。

で、今回のまとめですが...IR事業にはあらゆる利権が絡み合っています。
法律を作る国会、誘致・体制を作る地方自治体、実務を行う事業会社。
それぞれの思惑がぶつかることは間違いなしです!w

国で言うとフォーマットは決めたので後は地方によろしく状態。
地方自治体は自分たちの地域さえ盛り上がれば後は知らない状態。
事業会社は売上さえあがればなんでもあり。

向いているベクトルが違うわけですから、普通にしていれば失敗しますw
だからこそぐうたら企画が提言するのは...IRは国家ゴトであることのコミットメント!正直、お金も国から出すべき
強い日本を作るためにIR推進本部全員が同じビジョンを掲げる必要があります。

とは言え、すでに決まったことは変えられないのでIR推進本部を国・地方・事業会社・第三者でカテゴライズして、それぞれの長を国民投票で決めることを提言します!
特に第三者の人に至っては、強い日本に向けて圧倒的なリーダーシップを発揮してくれる人が良いです。孫さん、堀江さんとかとか。

国民投票にすることで国全体の行事都市て盛り上がるし、本気になれます。
治安の悪化をになってくれる都市の住民には、地域振興券的な具体的メリットを提示すれば必ず協力もしてくれるはずです。
無限の可能性を秘めた事業であるからこそ、こじんまりと終わるのではなくて国家プロジェクトとして世界にアピールできることを私たちは願っています♪

どうやって関われば良いのか、イマイチわかっていませんが、ぜひその際は私たちも微力ながらご協力したいと思っています。
ゆる〜く語ると言った割に壮大な日記になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
お仕事のご依頼はTwitterDMにてお願いします♡


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