【心霊体験-025】向かいで横になっていた子
学生時代、気になることがあったんです。
サークル勧誘をしたときに声をかけた子の話です。
大学では他学科履修という、自分の学科の授業ではない授業を受講できるシステムがありました。
その授業に行ってみたときにサークル勧誘したその女の子がいました。
その子もこの授業を受けているんだなと思ったくらいにしか思っていませんでした。
次の授業の時、その子の方から私の座っている席の近くに座ってきました。それから、不思議なことが起き始めたのです。
私は毎週、日曜の夕方に近くのスーパーで食料のまとめ買いをしていました。
車で行ってスーパーに入ってかごを持って2,3メートル進んで果物を見てる時、ふっと見ると、その女の子がいるんです。
そのときは、「この子もここに買い物に来ているんだな」くらいにしか思っていなかったです。
次の週も同じようにかごを持って2,3メートル進んでふっと見ると、その女の子がいるんです。
それがずっと、次の週もさらにその次の週もいるんです。
でも、話をするわけでもなく、特に何かあるわけでもなく。
さすがに気持ち悪いなと思い、スーパーに行く時間を早めにずらしてみたり遅めにずらしてみたりしたものの、何時に行こうがかごを持って2,3メートル進んでふっと見るとその子が現れる。
それで行くお店を変えたんです。
それからは見なくなりました。
そんなある日の夜、寝ていたらふっと目が覚めました。体が右側を向いて肘を付いていて横になっていました。
天井が見えていたので視線をゆっくりと下ろしていきました。
すると、同じように横になっている人が目に入った。そうその女の子がこっちを向いて肘をついて微笑んでいたんです。
「なんでいるの?!」とびっくりしたときに瞼が開いたんです。
そのときにはもう誰もいませんでした。
やはり寝ていたのかもしれない。
眼鏡を掛けないと何も見えない私が目を覚ました時にものをはっきり見えることはありません。
あまりにもはっきりときれいに見えてびっくりしてました。
生霊が来たのかもしれません。
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