自分の頭で考えるお金の話 番外~夢想の理由
今回は番外です。
誰もが馴染んでいるにもかかわらず、誰にもその正体がよくわからないお金。使えば便利で、便利だからこそ厄介で、ぼくたちの暮らしを自由にし、かつ、束縛するお金。正体を考えなくても、使う分には何の差しつかえもない。
そんなもののことを「自分の頭で」考えてみるだなどというのは、それこそ役に立たない哲学ですが、そんなことを続けるのには理由があります。
それは実に単純な理由で、「夢想」だからです。
もしかしたら「妄想」の方なのかもしれないけれど、そうは思いたくない