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創作(小説)に役立つ記事

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noteで出会った、ためになる面白い記事を集めました。
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2024年4月の記事一覧

【リアリティーを出すためには?】創作のひきだしを広げるためにすべきこと(2012年12月号特集)

馬齢も重ねれば強み 十代でデビューした作家の処女作は、自宅と学校、アルバイト先とその周辺が舞台で、ほんの少しの体験を想像力で広げて書いていたりします。そうした実例を目の当たりにすると、実体験などなくても想像力があれば小説は書けるという意見にも頷けます。  しかし、その手の小説はどうしたって世界が狭くなりますし、知りもしない世界を想像力だけで書けばいつかはボロが出ます。リアルでもない。  大人なら会社員の一日を書くのは容易ですが、高校生が書いたら薄っぺらなものになりそうです

物語の起承転結の流れを担うキャラクターの「能力」図鑑|monokaki編集部

 こんな文章から始まる書籍が、4月23日に日本文芸社から発売される。以前にもmonokakiで紹介した『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑 性格・人物編』の著者であり、現役の小説家である秀島迅氏による『プロの小説家が教える クリエイターのための能力図鑑』。  冒頭にはプロローグとして「物語における【能力】の役割とは」「印象に残るキャラクターのつくり方」「プロが秘密にしたがる 能力作品の執筆ノウハウ」というページがある。ここでは本書の構成内容と活用について説明

【後編】ジャンプ系は2020年から腐女子向けヒットがなくなった! BLと女性オタク向けコンテンツの相関関係

前編では、BLコミックや実写化作品など直接的にBLと関連性のあるコンテンツを中心にお話しました。 今回はアニメ、ソシャゲ、同人誌といった所謂オタクコンテンツの10年史を見ていきたいと思います。 BLとアニメの相関関係主に腐女子から人気を博したアニメ作品はざっとこんな感じでしょうか。 こうして見ると圧巻ですが、はたと気づきました。 …2020年の『呪術廻戦』を最後に腐女子が熱狂する新作アニメが出ていないのでは? たしかに『東京リベンジャーズ』『ブルーロック』など毎年新しい

【前編】BLと女性オタク向けコンテンツの相関関係 BL実写ドラマ爆発期に突入!

BLとアニメ、ドラマ、ソーシャルゲーム、同人即売会の10年を比較してトレンドを探り、さらにそのトレンドを踏まえて今後の展開を考えていこうと思います。 前編となる今回は「BLとコミック・ドラマの10年史」について考えてみました。 まずは2023年、どんなニュースがBL界隈を賑わせていたのか振り返ってみましょう。 2023年のBL視点ニュースランキング世はまさにBL実写化戦国時代!2023年は特にコミック原作のメディアミックスに注目が集まる1年となっていました。 『美しい彼』

読まれる文章は、文才ではなくテクニックだった。

こんにちは。とらねこです。 昨日大きな地震がありました。震源地は愛媛県でしたが、わたしが住んでる広島まで揺れが伝わりました。 どこで大きな地震が起こるか分かりませんね…。 今回のテーマは、読まれる文章です。 これって、文才がないとダメなんじゃないの...? そう思うかもしれませんが、実は、文才は必要ありません。 じゃぁ、何が必要なのか。 その答えは、次の三つです。 ①不要なことは書かない ②対話形式で書く ③感情を揺さぶる 一つずつ説明をしていきましょう。

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