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オーロラ旅行に行くと、なぜか100%の鑑賞率の私がオーロラについて語ってみる
お立ち寄り下さってありがとうございます。
「ぐる旅」のまいかなです。
今日はオーロラの話。
カナダはオーロラが見える場所として有名です。
でもオーロラが見えるのはカナダだけではありません。
有名どころだと
フィンランドとか。
アラスカとか。
“オーロラベルト”というオーロラが頻繁に出る
地球の磁極点を繋いだ主に極地地帯。
このエリアに出現しやすいって事なんです。
なぜかオーロラを見れなかったことがない
タイトルにもある様に、私は今まで行ったオーロラ旅行でオーロラを見れなかったという事がありません。
でもトリックがある訳ではないです。
たまたまです。
オーロラの名所たちが私を宣伝部長に任命したんだと
勝手に思っています。
トリックはないんですけど
オーロラの旅行に出かけたいのであれば
知っておいた方が良いことがいくつかあります。
オーロラに関して知っておいた方が良いこと
世の中にはオーロラを追いかけているプロの写真家が
いっぱいいらっしゃいます。
私は写真のプロではありません。
でも、あくまでも旅行会社勤務の経験上
オーロラ旅行を考える際
押さえておいた方が良いことを
お話させて頂きたいと思います。
●場所
はい、これ一番重要。
当たり前なんですが、オーロラベルトでも
見え方が「より」強いところというのがあります。
まずは日本から、あるいは今いらっしゃる現在地から
行きやすさを考えて
何箇所かに絞ってください。
英語ですが、アラスカ大学のサイトには
北米、ヨーロッパなど地域ごとの観測予測が出ています。
サイト上の地図で見ると
どのあたりが一段と色濃く
観測予測確率が高いエリアに位置しているか分かるので
地名やエリアを覚えておいて
地域検討の際、当たりをつけていきます。
このサイト、当日のオーロラ予測としても使えるので
ブックマークしても良いと思います。
ちなみにカナダで有名なのは
北西準州のイエローナイフと
ユーコン準州のホワイトホースです。
●写真
よく「iPhoneでオーロラとれますか?」との質問を受けます。
答えはYESであり、NOです。
iPhone X以降は撮れると聞いた事があり
実際撮影に成功している写真を見せてもらった事もあります。
しかし、DSLRのように
露光補正やシャッタースピードが調整できるものの方が
オーロラを写真に収めることの出来る確率は高いです。
あと、ここ重要(試験に出る級)なんですが
「オーロラは肉眼で良くあるカーテン状の光を見る事が出来ることは稀」
という事は知っておいた方が良いかと思います。
ほんとうに強い時は見ることが出来ますけど、
写真で撮れている見え方と肉眼の見え方には
違いがあると思った方が良いと思います。
高感度レンズを通しての最終形態が
俗に言うオーロラのイメージに近づきます。
色々な方の過去の体験例をチェックしてみることを
オススメします。
現地に行ってガイドさんと外に出て
一緒に空を見上げると
目が慣れてきて
「あれ(オーロラが)来てる気がする」
という野性の勘がはたらくようになります。
オーロラは見るんじゃなくて
ハンティングする位の気持ちだと
見れる確率も高くなるかもしれません。
●天体
これはあくまで都市伝説らしく
根拠はないと言われているのですが
新月の時期ほど見れると言われています。
実際はそんな事はなくて、満月の時期でも見れますが
新月の方が月光に影響されないので
見やすいと思われています。
現に団体ツアーだと、
新月の時期にわざわざ合わせて
催行する場合も多いです。
●季節
ヨーロッパの状況はわかりませんが
カナダでは俗に「夏オーロラ」「冬オーロラ」と
言われている時期があります。
実際の時期を考慮すると
この表現は必ずしも正しくないのですが
8月後半位から防寒具ほぼ無しで見る事ができる時期と
12月頃から冬本番に防寒具装備で見る時期が
大きくあると思ってください。
●休み時間
休み時間と書きましたが
「オーロラを見ていない時間」です。
オーロラ観賞は大抵、夜中2時3時まで続きます。
朝ごはんは食べる気にはなれなくて
11時頃にムクっと起きることも。
暗い時間を狙うから当たり前なんですが。
この「休み時間」をどうやって過ごされたいか。
これによって決めるのもありです。
毎日オーロラが見れたら良いですが、
そうでなくても、観賞時間以外でも
思い出が残せることは私は結構重要視してます。
オーロラはガッカリになりそうでも、
他のアクティビティで挽回できればいいや。
その位の余裕を持つのか。
オールインで観賞に賭けるのか。
行くオーロラの観賞地によって
休み時間の過ごし方の違いと
可能性は考慮しておく必要があります。
大抵オーロラ観賞地で有名な場所は
休み時間に
*犬ぞり体験
*スノーシュー体験
*アイスフィッシング体験
など体験プログラムを用意して
大抵は追加料金で参加できるようになっています。
でも、ホテル等の宿泊施設がある街や郊外に
観光できる場所があると
体験のバリエーションが広がります。
カナダでは
*イエローナイフはガチでオーロラ見に行く印象
*ホワイトホースはその他の楽しみもある印象
という感じですかね。
オーロラを見ると人生が変わるとは思えないがそれでもかなり特別な気分になる
毎回オーロラを見ると、すごくラッキーな気分になります。
人生が変わるとは思ってませんが、何か特別な気分になります。
大体オーロラを見る時は極地にいるので、
そんなところに行けるというすごさと
なんかとんでもないものを見ている奇跡的な感覚。
自然現象だから「出会えた」的感覚もありますし。
もし少しでも見たいなと思った事があるのであれば、
計画をされるだけでも楽しいかもしれません。
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