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ジャニーズ退所で話題の近藤真彦さんを九星気学で読み解く ~東西占合戦~

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。 娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす――とは有名な平家物語の一節ですが、ジャニーズ関連の退所だ、スキャンダルだという話を聞くたびに個人的には「盛者必衰の理」という言葉を思い出さずにはいられません。

すべてのモノは、いずれ「五黄」へと向かって歩んで行く。それは翻って「滅しないものはない」という自然界の理を意味します。

なんというかSMAPやTOKIOで育った感のある私からすると、いろいろとジャニーズ事務所のゴタゴタは考えるものがあります!

さて、今回はそんな「元祖ジャニーズ」として一世を風靡した「マッチ」こと、近藤真彦(こんどう まさひこ)さんに九星気学の視点からフォーカスを当ててみたいと思います。


近藤真彦って、どんな人?


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1979年『3年B組金八先生』の生徒役、星野清役でデビューを果たし。その後、同じ生徒役だった田原俊彦(たはら としひこ)、野村義男(のむら よしお)と3人で「たのきんトリオ」として活躍。
1980年12月に「スニーカーぶる〜す」でソロ歌手としてデビュー。1980年代を代表する男性アイドルとして、『ザ・ベストテン』や『ザ・トップテン』などの歌番組を中心に活躍した。1981年、1983年のブロマイド年間売上成績で第1位を獲得。1987年の『第29回日本レコード大賞』において「愚か者」で大賞を受賞。
1984年に富士フレッシュマンレース第2戦に日産・マーチで参戦(35,400人の観客を動員)したのを皮切りに、「日本一速い男」の称号を持つレーサーの星野一義のもとでレース活動を始め、1988年から1993年にかけては全日本F3選手権に参戦した。
[以下略歴]
1998年 若手ドライバー育成を目的に「KONDO MASAHIKO RACING PROJECT」を設立、全日本F3選手権に1年間監督として参戦し、レーシングチームの運営ノウハウを学ぶ。
2000年 自らのレーシングチーム「KONDO Racing Team」を設立し、フォーミュラ・ニッポンへの参戦を開始000年 自らのレーシングチーム「KONDO Racing Team」を設立し、フォーミュラ・ニッポンへの参戦を開始
2002年をもって、監督業に専念するためにレーシングドライバーとしての活動を中止
2009年 SUPER GTに引き続き参戦。国内初優勝を飾る
2010年もSUPER GT第1戦(鈴鹿)で優勝し、開幕戦2連覇を達成
2012年からKONDOレーシングは育成の一環として日産自動車大学校とジョイントし、スーパー耐久のST-Xクラスにも参戦を開始。
2016年 KONDOレーシングはSUPER GT、ST-Xクラス双方で勝利を挙げた
2018年スーパーフォーミュラのチーム部門でチャンピオンに輝く
2020年 不倫スキャンダル発覚!前述の無期限の芸能活動自粛
2021年4月30日、ジャニーズ事務所 退所
【出典】https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E8%97%A4%E7%9C%9F%E5%BD%A6#%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9%E6%B4%BB%E5%8B%95

ジャニーズの顔としての知名度が高い近藤真彦さんですが、レーサーとしての実力やレース監督としての腕は著しいものがあり、多彩な才能があったことが伺えます。

ちなみにジャニーさんにスカウトされたことにより芸能界入をすることになりますが「車」「目上の人からの引き立て」という六白の祐気を若くして豊富に持っていたことが伺える方のようです。

また「日本一の雨男」を自称するなど、何かと雨(一白)と関係が深いことも彼の逸話から読み取ることが出来ました。


【鑑定対象】近藤真彦:生年月日 [甲辰]1964年7月19日

個人鑑定表(簡易)

【陰/陽バランス】 
陰6/陽4
・納得しないと行動が出来ない
・1つのことにコツコツと努力を続けることが出来る
・アドバイスや問題を解決しようと孤軍奮闘する
・自己犠牲精神が強く、他人の気持ちを理解するのが難しい


【十干十二支の性格的傾向】
甲:
・直情的で正義感が強いが怒りっぽい部分がある
・人の上に立って指揮をする才があるが、実力が不足する場面も

辰:
・良くも悪くも正直で情に厚く、感情的
・リーダーシップもあるが自分が「偉い」と思いやすく、威張り散らしやすい

【九星(性)気学から見る性格的傾向】
本命:九紫(性格・性質の60%)
・見た目が良く人から好かれやすく、人気者的な気質がある
・頭脳明晰で、直感に優れている洞察力がある
・用心深いところがあり、人と打ち解けるのが苦手

月命:九紫(性格・性質の30%)
・-
・-

宮命:五黄(性格・性質の10%)
・頼り甲斐があり、人を強引にでも導く力がある
・競争心が強く、よくも悪くも強い攻撃性を発揮する

(後半により詳しく書いてます!)

◆陰/陽バランスから見る近藤真彦さんの傾向


まず「陰と陽」という性格の分野で、真っ二つに分けてみると行動や考え方の基軸となるのは「陰気」のようです。

コチラから陰陽のタイプを伺い知ることが出来ます。


陰気が強い人の傾向として次のようなものが挙げられます。

・クールに見えて、内に情熱を蓄えている
・ストイックで自分を高めることに興味が強い
・自分をしっかり持っていて流されない
・好きなことになると夢中になり、集中しすぎる
・クリエイティブなことが好きでコツコツとした物事を好む
・人と同じことより「自分にしか出来ないこと」に価値を感じる
・プロフェッショナルな自分になることを目指しやすい
・プライドが高いがリードしたい、主導権が欲しい
・人の気持ちを理解するのが苦手
・刺激、変わったことが好み、弱い
・新しいものに魅力を感じる
・自分が損をすることを嫌う
・実は話好きで自分のことをたくさん話したい
・自分で選択したい。人に選ばれるのを嫌う
・その場の雰囲気よりも「その時やるべきこと」を重視する
・気まぐれにかまってほしい時がある
・問題解決能力が高く、頼りがいがある

一見すると陽気が強い方のように思えますが、小林幸子さんに向かって「オバちゃん、歌上手だね」と言ってのける豪胆さと思ったことを口に出してしまう「裏表の無さ」は陰気が強い方の特徴です。

また陰気の方は、どうしても行動が極端に走りやすい傾向があり。「これをヤるぞ!」と決めたら一直線に脇目も振らず、極めようとする傾向があります。

そして、陰気が強い方は良くも悪くも「自分の気持ちも相手の気持ちもわからない」という傾向が対人関係では強く出てしまうため、若いジャニーズファンから厄介がられていたことも本人はそこまで気にしていなかったことが性格的に伺えます。

◆十干十二支の性格的傾向


甲:
・直情的で正義感が強いが怒りっぽい部分がある
・人の上に立って指揮をする才があるが、実力が不足する場面も
・見たもよく、性格的に攻めるタイプ。それ故に融通が利かない
・自信家なタイプが多く「自分が1番!」だから頭を下げたりすることが出来ない

辰:
・良くも悪くも正直で情に厚く、感情的
・リーダーシップもあるが自分が「偉い」と思いやすく、威張り散らしやすい
・ガンガンチャレンジするタイプで失敗しても、めげない。不屈の精神がある
・世話焼きな一面もあるが、途中から飽きてほったらかしにする


十干十二支も九気と同じく、陰と陽とで性格の影響を強く与える存在です。

近藤さんの「甲(こう)」は、彼の逸話やこれまでの経歴を思わせるところが多いですね!

特に

・人の上に立って指揮をする才があるが、実力が不足する場面も
・見たもよく、性格的に攻めるタイプ。それ故に融通が利かない

という部分はレーシング監督としての仕事ぶりや退所までの流れを見ると納得して頂ける方も多いのでは。

もし、ここで「悪かった」と謝ることが出来たなら、また違った印象を私たちはもったことでしょう。

また十二支の「辰(たつ)」は、空想上のイメージに近く。高尚であり、何かしらのシンボルとなる存在です。
これを近藤さんに当てはめるのならば

・リーダーシップもあるが自分が「偉い」と思いやすく、威張り散らしやすい

という傾向がそのまま彼の少なくとも2020年の不倫から続く、一連の騒動に影を落としていることは確かでしょう。

個人的には「世話焼きな一面もあるが、途中から飽きてほったらかしにする」という部分が「後輩の世話をしっかり焼く」という東山さんとの相性の悪さに関係していると推測しています。

◆九星(性)気学から見る性格的傾向

九星気学には「九星」とあるように、さまざまな物事を大きく九つの気に分類し、そこからさまざまなことを分析していく東洋思想的テクニックの総称です(≠占い)。

さて、近藤真彦さんに強く顕現(けんげん)している九気は

・本命「九紫」
・月命「九紫」
・中命「五黄」

と、本命と月命が重なる「9・9・5」の方でした。


九紫は、注目を集めるスタータイプの方が多く。その象意からもわかるように「綺羅びやか」というイメージと深く結びついています。

◆九紫の象意
火、夏、太陽、暑熱、火災、熱、光、明、政治、学問、知識、教育、名誉、分離、分裂、破壊、対立、生別、死別、権利、出現、発覚、辞退、焦燥、高悼、紛争、批評、華美、奉祝、椅麗、写真、鑑定、測量、勝負事、賭事、放火、お祭り、結婚式、栄転、昇格、神霊、離婚、中年の女性、美女、高位、選挙、学者、聖人、時の人、試験官、裁判官、新聞記者、書家、役者、化粧品、心臓、眼、視力、頭、頭脳、血球、頭髪、乳房、額、灯台、高層ビル、劇場、デパート、博物館、繁華街、学校、図書館、教会、競技場、カメラ

そして、宮命の五黄は、次のような意味があり。どこか「オレ様」な部分を強く感じるのは生まれ年だけでなく、宮命の五黄も関連しているように思えますね。


◆五黄の象意
皇帝、中央、地震、暴風雨、台風、洪水、津波、冷害、荒天、山崩れ、病虫害、権力、腐敗、荒廃、崩壊、破産、火災、高熱、爆発、戦争、反乱、殺害、醜聞、葬式、自殺、支配者、総理大臣、中心人物、親分、盗人、犯人、狂人、暴力団、ヤクザ、浮浪者、汚物処理、廃品、高利貸、葬儀屋、屠殺業、家畜業、清掃業、癌、潰瘍、未開地、不毛地帯、火葬場、墓地、戦場、便所、汚物処理場、屠殺場、廃屋、廃寺、旧家、遺書、不用品、売れ残り物、粗悪物、酒粕、納豆、味噌、甘味類、残飯、腐敗

ちなみに、これらを「象意(しょうい)」と呼び、古来からそれぞれの九気ごとにどんな象意があるのかは決められています。
(小生が勝手に決めたワケではない)

そして、生年月日からこれらの九気を割り出し、●●年生まれは「●●」、●●年生まれは「●●」と算出していき。
生まれながらの課題(カルマ)やどんな職業が向いているのか、どの方角に行けば運気が開けるか――などをアドバイスしていくのが本来の「九星(性)気学」の運用方法です。

さて、それでは近藤真彦さんの生年月日から性格的傾向を算出して行くと先のような内容になります。


【九星(性)気学から見る性格的傾向】


本命:九紫(性格・性質の60%)
・見た目が良く人から好かれやすく、人気者的な気質がある
・頭脳明晰で、直感に優れている洞察力がある
・用心深いところがあり、人と打ち解けるのが苦手
・綺羅びやかで気品がある、上品さがある

月命:九紫(性格・性質の30%)
・-
・-

宮命:五黄(性格・性質の10%)
・頼り甲斐があり、人を強引にでも導く力がある
・競争心が強く、よくも悪くも強い攻撃性を発揮する
・我慢強く、忍耐強いため、我慢すぎてしまう嫌いがある
・強引に自分の意見を通そうとする傲慢さがある

近藤真彦さんは「九紫火星」が強く、強く表に出ている方です。


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九紫火星とは、そのまま「火」を意味し、火を放っておくと家事になるから常に見張っていなければならないように「人に注目される」という性質があります。

また宗教ごとには、何かしら「火」が欠かせないこともあり。直感に優れていたり、霊性が高いなどの意味もあります。

特に近藤さんのレーサーとしての活躍や監督としての"閃き"による「豪雨の中での走行」や「タイヤ無交換の奇襲」などは、まさしく九紫火星の閃き力によるところが大きいでしょう。

最後に宮命の「五黄」ですが潜在的な内面性を強く表しており「頼り甲斐があり、人を強引にでも導く力がある」「競争心が強く、よくも悪くも強い攻撃性を発揮する」という部分がうまくマッチした結果としてレーサーとしても監督としても成功をされたのでしょう。

もちろん、同じ本命・月命・宮命の方も大勢いらっしゃいますが、それはどんな気をどれだけ持っているかによって異なりますのであしからず。

ちなみに冒頭で、ほんの少しだけ軽く触れた「一白」ですが、こんな象意があります。

◆一白の象意
北、水、雨、雪、水気、優しさ、孤独、交流、終始、夜、暗黒、闇、内部、血流、流れるもの、交合、親愛、胎、色情、売春、裏切り、命、孤独、睡眠、安らぎ、永続、延長、引力、慈愛、密通、忍耐、中年男性、僧侶、仲介者、貧困者、盲人、部下、病人、逃亡者

近藤さんの逸話の中に登場する「雨」と退所に関する一連のスキャンダルから読み取れる彼の「孤独」。

そして「密通」「色情」とあるように「不倫」もまた一白の象意です。

今回は毎年・毎月の動きが複雑すぎるのであえて、方位採りの結果は算出しませんが少なくとも近藤真彦さんが抱えている"カルマ"の1つに一白水星が深く関係していることだけは、断言することができます。

◆まとめ


今回は話題の近藤真彦さんを題材とさせて頂きましたが、いかがだったでしょうか?

人間の中には、それぞれ「祐気(良い気)」と「剋気(悪い気)」があります。それがどう顕現するかによって、その人の人生が如何様にも変化します。
今回はその中でも一白の剋気が強く顕現した結果として、退所(九紫「離縁、離合」本命の剋気)となったということまでが彼の経歴から伺い知ることが出来ますが、ここからどう巻き返すかは、なかなかにハードです!


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実在する人物なので、あえて明言を避けますが2020年は暗剣殺がかかっており、内在する剋気が「スキャンダル」として噴出したのは必然だったのでしょう。
その結果として2021年の東北(八白の正位置)……変化・停滞が退所という形で顕現したことも、気学盤通りと言っても過言ではないでしょう。

少なくとも、しばらくは大変な状況が続きますが2023年には、また新しい活躍を私たちに見せてくれるのではないかなぁ……と個人的に期待をしたいです!


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