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『進撃の巨人』の作者、諫山創さんを九星気学で読み解く ~東西占合戦~

ついに完結しましたね!え、何がって、そりゃあ『進撃の巨人』ですよ!



もはや日本を代表する漫画作品と言っても過言ではない、世界規模で人気のある『進撃の巨人』の作者、諫山創(いさやま はじめ)さんの生年月日から、どうしてこんなにも素晴らしい作品を生み出すことが出来たのかを九星気学の観点で紐解いて行きたいと思います。


諫山創って、どんな人?

世界を巻き込んだ大ヒット作品『進撃の巨人』の作者が「諫山創」さんです。


1986年8月29日、大分県日田市に生まれ、『別冊マガジン』2009年10月号~2021年5月号まで『進撃の巨人』を連載する。ご実家は梅の栽培農家らしく、父親には漫画家を目指すことを反対されていたんだとか。小学生時代のサッカークラブでの出来事が後の自身への人格形成に影響を与えたと自ら語っており、少年期はなにかとモヤモヤとした生活をしていたようです。
高校時代は日田市内の焼きそば屋「想夫恋(そうふれん)」でアルバイトをしながら創作活動に勤しむ。
(ちなみに日田市内の想夫恋本店には、諫山さんのサインがあります)
高校卒業後、福岡にある「九州デザイナー学院」で漫画やデザインについて学び。2006年、19歳のときに週刊少年マガジンに持ち込みを行い、高評価を得る。
その後『妖怪のお医者さん』『トモダチゲーム』の作者、佐藤友生先生のアシスタント時代を経て、2009年に『進撃の巨人』でデビューし、2013年にアニメ『進撃の巨人 』が放映され、全世界的なブームとなる。

……と上記のような経歴をされております。
ウィキペディアにない情報も調べましたよ!(えっへん)

ちなみに日田や大分県内には諫山さんの、直筆サインや進撃をモチーフにしたデザインや銅像などが展示されていたりするので、大分に行かれた際は足を伸ばされてみても良いかもしれませんね。

【鑑定対象】諫山創:生年月日 [丙寅]1986年8月29日



【陰/陽バランス】 
陰8/陽2
・納得しないと行動が出来ない
・1つのことにコツコツと努力を続けることが出来る
・アドバイスや問題を解決しようと孤軍奮闘する
・自己犠牲精神が強く、他人の気持ちを理解するのが難しい


【十干十二支の性格的傾向】
丙:
・センスが良く、クリエイター向き
・目上の人に可愛がられやすい

寅:
・意外に繊細で、情に深く涙もろいところがある
・気が小さいわりに、大きなことを計画する

【九星(性)気学から見る性格的傾向】
本命:五黄(性格・性質の60%)
・頼り甲斐があり、人を強引にでも導く力がある
・競争心が強く、よくも悪くも強い攻撃性を発揮する

月命:五黄(性格・性質の30%)
・-
・-

宮命:五黄(性格・性質の10%)
・-
・-

(後半により詳しく書いてます!)

◆陰/陽バランスから見る諫山創さんの傾向

まず「陰と陽」という性格の分野で、真っ二つに分けてみると行動や考え方の基軸となるのは「陰気」のようです。

コチラから陰陽のタイプを伺い知ることが出来ます。


陰気が強い人の傾向として次のようなものが挙げられます。

・クールに見えて、内に情熱を蓄えている
・ストイックで自分を高めることに興味が強い
・自分をしっかり持っていて流されない
・好きなことになると夢中になり、集中しすぎる
・クリエイティブなことが好きでコツコツとした物事を好む
・人と同じことより「自分にしか出来ないこと」に価値を感じる
・プロフェッショナルな自分になることを目指しやすい
・プライドが高いがリードしたい、主導権が欲しい
・人の気持ちを理解するのが苦手
・刺激、変わったことが好み、弱い
・新しいものに魅力を感じる
・自分が損をすることを嫌う
・実は話好きで自分のことをたくさん話したい
・自分で選択したい。人に選ばれるのを嫌う
・その場の雰囲気よりも「その時やるべきこと」を重視する
・気まぐれにかまってほしい時がある
・問題解決能力が高く、頼りがいがある

別に意図して、陰気が強い人ばかりをピックアップしているだけではないですが、クリエイター気質の方には「内面に情熱を込める」という方が多いので、陰気が強くなりがちです。

特に諫山さんは「ニヒルなブラックジョークが好き」だったり、皮肉屋な部分が作品の中からも感じられる方なので、陽気が強い方に比べると作風から見ても「ここ面白いぜ!」というドヤ顔で決めるのは苦手な印象があります。

ちなみに個人的に陽気が強いのは『ONE PIECE』の作者、尾田栄一郎さんです。
「みんな俺の作品を楽しんでくれよな!」という陽の気が多い方にある、共感性の強さや大衆的に多くの人を惹きつけやすい魅力があったりします。


◆十干十二支の性格的傾向

丙:


・センスが良く、クリエイター向き
・目上の人に可愛がられやすい
・人を楽しませやすく、人に好かれやすい
・派手好きで、自分を目立たせたくなるところがある
・自分の中で流行るものがコロコロ変わる飽きっぽい人
・自分の中で感情やモチベーションが浮き沈みしがち

寅:


・意外に繊細で、情に深く涙もろいところがある
・気が小さいわりに、大きなことを計画する
・強引で大胆、正義感も強い
・トラが獲物を狙うように、思慮深い側面がある
・トラのように1人で何でも成し遂げようとする
・トラの家族構成のように、両親や兄弟からの援助を受けづらい


十干十二支も九気と同じく、陰と陽とで性格の影響を強く与える存在です。

十干はイメージしづらいかもしれませんが

・センスが良く、クリエイター向き
・自分の中で流行るものがコロコロ変わる飽きっぽい人

という部分は別冊マガジンの表紙のイラストや巻末ページのおまけマンガなどからも伺い知ることが出来ますね。

一貫したテーマはあるけれど、割とネタに走るところがあるのは陰気の人らしいですし、十干の丙的な要素もあります。


また十二支の「寅(とら)」は寅ののイメージそのままに

・強引で大胆、正義感も強い
・トラが獲物を狙うように、思慮深い側面がある

という傾向があります。

また壮大な伏線が練られていた『進撃の巨人』のストーリーやプロットは寅の

・気が小さいわりに、大きなことを計画する

という傾向が強く出ているようです。

『進撃の巨人』という作品に登場する登場人物やデザインなどにも見える「センス」と大胆なように見えて繊細に作り込まれた伏線の数々は、丙と寅の完成が深く影響していると見て良いでしょう。

ちなみに諫山さんと同じく1986年の生まれの方には『ワンパンマン』の「ONE」さんや『ニセコイ』の「古味直志」さん、『僕のヒーローアカデミア』の堀越耕平さんや『食戟のソーマ』の「附田祐斗」さんなどがおり、作品の傾向的にも「大胆」「伏線」「書きたいモノを書く」という部分は共通しているような気がするのは私だけでしょうか?


◆九星(性)気学から見る性格的傾向

九星気学には「九星」とあるように、さまざまな物事を大きく九つの気に分類し、そこからさまざまなことを分析していく東洋思想的テクニックの総称です(≠占い)。

さて、諫山創さんに強く顕現(けんげん)している九気は

・本命「五黄」
・月命「五黄」
・宮命「五黄」

と、珍しい「5・5・5」が揃っていらっしゃる方です。


幼少期からわりと「唯我独尊」「ヤリタイことは諦めない!」というエレン・イェーガーのようなタイプだったのかもしれません。
続いて「五黄」の属性的な意味(象意)を紐解いて行くと……

◆五黄の象意


皇帝、中央、地震、暴風雨、台風、洪水、津波、冷害、荒天、山崩れ、病虫害、権力、腐敗、荒廃、崩壊、破産、火災、高熱、爆発、戦争、反乱、殺害、醜聞、葬式、自殺、支配者、総理大臣、中心人物、親分、盗人、犯人、狂人、暴力団、ヤクザ、浮浪者、汚物処理、廃品、高利貸、葬儀屋、屠殺業、家畜業、清掃業、癌、潰瘍、未開地、不毛地帯、火葬場、墓地、戦場、便所、汚物処理場、屠殺場、廃屋、廃寺、旧家、遺書、不用品、売れ残り物、粗悪物、酒粕、納豆、味噌、甘味類、残飯、腐敗

と、このような属性的な出来事と関連性が深く、翌々考えてみると『進撃の巨人』のテーマと深く結びつくものが散見されるのは、果たして偶然と言えるのでしょうか……?


ちなみに、これらを「象意(しょうい)」と呼び、古来からそれぞれの九気ごとにどんな象意があるのかは決められています。
(小生が勝手に決めたワケではない)

そして、生年月日からこれらの九気を割り出し、●●年生まれは「●●」、●●年生まれは「●●」と算出していき。
生まれながらの課題(カルマ)やどんな職業が向いているのか、どの方角に行けば運気が開けるか――などをアドバイスしていくのが本来の「九星(性)気学」の運用方法です。

さて、それでは諫山創さんの生年月日から性格的傾向を算出して行くと先のような内容になります。


【九星(性)気学から見る性格的傾向】

月命:五黄(性格・性質の60%)
・頼り甲斐があり、人を強引にでも導く力がある
・競争心が強く、よくも悪くも強い攻撃性を発揮する
・我慢強く、忍耐強いため、我慢しすぎてしまう嫌いがある
・強引に自分の意見を通そうとする傲慢さがある


本命:五黄(性格・性質の30%)
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宮命:五黄(性格・性質の10%)
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・-
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諫山創さんは「五黄土星」が強く、非常に強く表に出ている方です。

「破壊と再生」と「動乱」を好みやすい気が強く、硫黄のように殺滅作用が非常に強い扱いがむずかしい気です。
また五黄には「中心になる」という意味もあり、さまざまなコンテンツの中で『進撃の巨人』が作品紹介の目玉になることも考えると、こんなところにも五黄の気の影響を感じずにはいられません。

今回は「五黄」についての解説のみなので、あえて短くしますが五黄にはここには書ききれない意味や性質もあり、個人鑑定の際には詳しくお伝えするのでご安心を。

無意識の吉方位採り? 2006年の持ち込みから全ては決まっていた?

歴史に名を残す方の中には「無意識(或いは導かれて?)」に、吉方位に赴かれている方がいらっしゃいます。

作者の諫山創さんは、五黄の方。週刊少年マガジンに持ち込みされた2006年、三碧中宮の年に実家の大分日田から見て東京には年盤で「六白」が回っていました。

月盤の動きまでは残念ながらハッキリとはわからないので、なんとも言えませんが日田から東京は1000km以上の距離があり、国内とは言え吉方位採り先としては大きなプラスになることは言うまでもありません。

さて、次に六白の作用としては……

◆六白の作用(祐気の場合)

・目上の人に可愛がられてやすい
・リーダーシップを発揮して、社会で活躍する
・自然災害などの不運から守られやすい

などの作用があります。
わかりやすい六白の作用を書いていますが、他にも下記の象意から……

◆六白の象意


天、西北、晴天、晩秋、乾、父、完成、重心、円、大志となる、慣性、施し、後援、権力、闘争、威厳、支配、守護、鍵、堅固、収穫、拡張、円運動、天皇、首相、大臣、指導者、聖人、主人、軍人、資本家、官吏、神官、銀行、会計、交通運輸関係、自動車関連業、機械関係業、投機業、集合場所、公園、国道、兵営、市場、宮殿、寺院、神社、国会議事堂、学校、高層ビル、貴金属宝石一切、時計、指輪、干した物

・物事が拡大する
・大志となる、
・物事が広くひろまる
・資本を得る

なども強く、顕現しやすくなります。
ちなみに「干した物」も六白の作用なので、カラカラに乾燥する諫山創さんの「サウナ好き」も六白の影響なのかも?

また気学では自ら採った良い気(祐気)も悪い気(剋気)も特定のリズムで顕現し、年盤の大きな祐気・剋気は4年目から顕現し、7年目、10年目に何らかの結果が生じると言われています。
(もっと厳密に顕現のリズムはありますが、複雑になりすぎるのでココでは割愛させて頂きます)

2006年に大きく六白をとって、その後は六白の影響で次のような順で六白の気が影響したであろう事柄が続きます。

・2006年(1年目の顕現)日田から東京へ、持ち込み。編集者に評価される
・2009年(4年目の顕現)『進撃の巨人』が連載スタート
・2012年(7年目の顕現)2012年6月に独立したWIT STUDIOがアニメ制作スタート
・2015年(10年目の顕現)SUGOI JAPAN Award 2015 マンガ部門1位、アニメ部7位に入賞

バーナム効果と言ってしまえば、それまでですが全くの無関係というには、あまりにも出来すぎていると思いませんか?


◆まとめ


今回は前回の渋沢栄一さんと同じく、実在する人物であり。且つ「どのような方角へ、どのタイミングで向かったのか」ということと「その後、気が顕現するタイミングで何があったのか」を確認することが出来る方が対象だったということもあってかなり踏み込んだ分析を行うことが出来ました。

気学を「迷信」と思う人からすれば、バーナム効果のこじつけに思えるかもしれませんね。
それもしょうがないと思いますが、まぁそれにしたって前回に引き続き「出来すぎ」だと思いません? 思いませんよねぇ……?

ただし、世の中に名を残す「偉人」と呼ばれる人の中には、前回の渋沢栄一さんや諫山創さんのように「祐気(良い気)」に導かれ、その結果として偉業を成し遂げる方は少なくありません。

もちろん、気学は迷信ではなく、東洋思想をもとにしたライフハックだから、アナタが気学を実践し吉方位採りをすることで、未来を開くことが出来ることは言うまでもありません。

もしかしたら、この記事を読んでいるアナタが諫山創さんのようにならないとも限りませんよ!


ちなみに以前の記事はコチラからチェックできますよ!

『鬼滅の刃』の炭治郎くんについてはコチラ


『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジくんについてはコチラ


『大河ドラマ 青天を衝け』渋沢栄一さんについてはコチラ



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