自分の選択に自信を持ちたい
自分の選んだ道はこれで良かったのか。
ふと、そんなことを考えることがある。
大学に進学するときも、卒業して就職するときも、進路は自分で決めてきた。
でも、過去の自分の選択に対して自信を失うことがある。
世の中には様々な職業があって、みんな全く違った環境で生活している。
自分と違った環境で活躍している人たちを見ると、本当はもっと自分にあった環境があるのではないかと思う。
あれは僕が25歳のとき。
入社して1年以上経ち、仕事にも少しは慣れてきたが、どうも楽しいとは思えず、ずっと続けていくイメージが持てなかった。
そこで、別の分野で興味のあったことを仕事にしたいと思った。
本気で転職したいと思ったので、仕事をしながら週末に専門学校に通った。
半年くらい勉強しながら自分の進路について考えた。
その結果、転職したいという気持ちが揺らいでしまった。
本当に自分はこの分野を仕事にしたいのだろうか。
確かに興味のある分野ではあったけれど、仕事として長く続けられるのだろうか。
仕事内容は変わっても、働き方や労働環境は大きく変わらないし、むしろ今の方が条件は良さそうだし。
色々考えた結果、仕事がつまらないと感じる原因は「仕事内容」でなく「自分自身の姿勢や能力」にあるのでは無いかと思った。
どんな環境でも、活躍している人もいれば活躍していない人もいる。
華やかな職業でも、あまり成果を出せずに惰性で過ごしている人もいる。
人目には付かない職業でも、仕事熱心で信頼されている人もいる。
僕の職場でも、活躍している人たちはいきいきとしていた。
僕にとって目下一番の課題は、今の環境で活躍できるようになることだと思った。
自分自身が成長した上で、より自分に合う環境があると感じたら環境を変えても良い。
ただ、今の自分のままではどこへ行っても同じ壁に当たるだろう。
今の環境で活躍できる人になる。これが26歳当時の僕の決断だ。
今でも、他の職業で活躍している人を見たり、自分が仕事で壁に当たった時にふと「自分の進路はこれで良かったのだろうか。」と考える。
でも、そんな時には26歳の時の自分の決断を思い出す。
20代もあと少し。30歳になる頃には自分の仕事に胸を張りたい。
日々、精進していきたい。
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