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ただのパート主婦


まるはの属性は「ただのパート主婦」だ。
大したことは何もしてない。
誰から見ても「ただのパート主婦」だ。
子供はいないので子育てもしていない。
(しかも家事が好きでもない)

まるはは一日中ほとんど喋らない。
友達はいない。夜に帰宅した旦那さんと喋るだけ。
弟とはたまにどうでもいいことをメッセンジャーでやり取りする。
(昨日は昔家にあった漫画「コボちゃん」で覚えてるネタを何往復か送りあった)

この現状は私が望んだから現れている。

毎日を生活してるだけの、ただの「生活者」だ。
でも、それの何が悪いというんだ?

「わたしの何が悪いの?」
と、やっと心から思えるようになってきた。
というのもそれを一番責めていたのは自分だったから。

現状をありのままに書き出してみる。
そうするとあちこちに大量の不満や不安、改善点が出てきて、なんともできてない自分を責めはじめる。

もっとお金を貯めなきゃ
もっと稼げる自分にならなきゃ
もっとレベルをあげなきゃ
もっと毎日充実させなきゃ
もっと健康的にならなきゃ
もっと社会の役に立たなきゃ

これらをクリアしてからじゃないと安心しちゃいけない。幸せには届かない。世間に顔向けができない。

こんなことを直接言ってくる他人なんていない。
「責め」が起こっているのは自分の頭の中だけだ。


現状否定はエゴの特性
エゴは止まない思考に混じって「常に」言ってくる。
「このままではダメじゃないか?」
「余裕ができたのならもっと有意義なことをしたらどうだ」

自分で責めていながら、「他人も同様に責めてくる」と勘違いしてしまい、したくもない仕事を増やしていることがどれ程多いことか。

ヒマしてるなんて知れたらヤバいと思い、
「私だって忙しいのよ。色々大変なのよ」
と誰か(誰)に言い訳できるように生活している。

「悩んでたら許される」などという勘違いの観念もある。この場合、「悩むための問題を作り出す」ことにもなりかねない。

他人目線で生きてることに気づく
「他人からこう見られないと格好がつかない」
ということを基準に生きてる事に40を過ぎて気がついた。

「ダメ認定されるから」「責められるのを避けたいから」と、起こす行動は本来の望みからズレる。ズレた行動はしんどいので長く続かない。

能動的に「ただ生きる」をやる。
起こることをただ味わう(なかなかできんけど)

これには練習と慣れが必要なんだと思う。


自分で望んだ現状を否定するって…
何年も「パートだけじゃダメだな、起業したりしようかな」などと考えてきたが、その間はすごくしんどかった。

フリーでWebデザイナーをやってみたり、カウンセラーを目指そうとしてみたりと行動するも、ものすごくストレスになってくる。

そのたびに
「あ~~~~!週3パートぐらいがちょうどいい!!!」
と叫んだものだった(笑)

自分で望んどるじゃないか。。(照)
なのにしばらくすると「もっとやらなきゃいけないんじゃ?」と繰り返す。

「ダメだからやらなきゃ」ではなく「やりたいからやらなきゃ」になるまで、現状を全部受け入れて認めようと思った。

「ただのパート主婦」とか「ただの生活者」と認めるのがすごく怖かった。せっかくの人生、「何か成し遂げなきゃいけない」とか「偉いと言われたい」、いやもっと言えばそうでなくてはならないと無意識に信じていたからだ。


でもこれが私のありのままの現状なんだなー(しみじみ)
でもそれでいいじゃないか。
認めた上でどんな行動になっていくのか観察中。

ぐるぐるが言うには~
ぐるぐる=まるはのハイヤーセルフ(?)
ぐるぐるとの会話は旦那さんがしてる。
(・д・)
「なにかしたから偉い」んじゃなくて、居るだけで偉いんだよー

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