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日本を代表する建築家 黒川 紀章さんが設計した素晴らしい『国立新美術館』です。

先日、「ルートヴィヒ美術館展」を観るために東京 六本木にある『国立新美術館』へ行ってきました。

私、2016年「ダリ展」以来の『国立新美術館』でした。

『国立新美術館』は「森の中の美術館」をコンセプトにしており 2007年に 亡くなった建築家の黒川 紀章さんが設計した最後の美術館です。

「ガラスカーテン ウォール」と呼ばれる 大きな うねりのように波打つガラス張りの外観。

『国立新美術館』は その美しい曲線が素晴らしいのです。

※ 「ガラスカーテン ウォール」= 取り外しが可能なガラスで作ってある建物の自重や荷重を負担していない壁。建物自体は 柱と梁で支える構造になっている。
したがって地震が起きても ガラスが割れて飛び散らない。
日本は地震が多いため 美術品の保護、建物の保護のために様々な耐震技術を用いて建設しているそうです。

『国立新美術館』全景(ネット画像を使用しています。)

前回は 東京メトロ日比谷線「六本木駅」からウロウロと歩いて行きましたが、今回は美術館に直結している 東京メトロ千代田線「乃木坂駅」を利用しました。

東京メトロ千代田線「乃木坂駅」からエレベーターで地上に上がります。

『国立新美術館』までは屋根があるので雨が降っても 全く濡れません。
但し、美術品は湿気に弱いので傘の持ち込みは禁止です!
(☂ 傘は ここで預けます。)

1階 乃木坂入口から『国立新美術館』の中に入ります。

私、小型のキャリーバッグを持っていたので 無料コインロッカーに入れようと思いました。
でも ちょっとサイズが合わなかったので 受付で預かっていただきました。

さあ、身軽になったので チケットを買う前に『国立新美術館』の周囲を散策です。

こちらは正面口にある傘立てスペースです。
(↑ 上の写真中央にある円盤状の屋根の下側です。)

正門(六本木駅側)の周辺を歩いてみます。

そこから西門(乃木坂駅側)に向かって歩きます。

曲線を描く ガラス張りの外観がとっても美しい。

搬入口などがある道路(環状3号)に面した 西門です。

そして 再び『国立新美術館』の正面に戻ってきました。

三角形をした出入口から再度 館内へ入って いよいよチケットを購入です。
(受付で荷物を預かった方は 私を見て「やっと帰ってきた。」と思ったかも知れませんが…。)

ここは ゆったりとした 1階カフェスペースです。

休憩できる場所は 何か所もあります。 

エスカレーターで 2階へ上がっていきます。

差し込む日差しとガラスカーテン ウォールが綺麗です。

2階にある右側の巨大な逆円すいの最上部に広がるスペースは ティーサロン(『サロン・ド・テ ロンド』)になっています。

そして、こちらが「ルートヴィヒ美術館展」の2階展示室入口です。

巨大な美術館の荷重は建物の内側にある この柱と梁で支えています。

さらにエスカレーターで 3階へ上がります。

ガラスカーテン ウォール越しに見える 街の眺めも素敵なり。

そして、またまた 1階に降りてきました。

う~ん、本当に美しい!

美術館の建物を ぼんやりと見ているだけでも 癒されてしまう素敵な『国立新美術館』でした〜🌞🌞🌞


◆ 日本を代表する建築家 黒川 紀章さんの代表的な建築作品紹介です。

・ソニータワー(大阪・心斎橋)
 ※すでに取り壊されています。
ソニー製品のショールームです、昔々に良く行きました。
とっても懐かしい…!!

・クアラルンプール国際空港(マレーシア)
私、利用したことがありますが 素晴らしい空港です。
この時「やっぱり 海外のデザイナーさんの発想は凄いな…。」と思いましたが、実は 黒川 紀章さんの作品でした…。

(これはクアラルンプールにある「ペトロナスツインタワー」です。)

・豊田スタジアム(愛知県豊田市)
<サッカー Jリーグ 名古屋グランパスのホームスタジアム>
座席の傾斜がきつくて とっても観戦しやすいスタジアムです。
(ちょっと怖いくらいの急傾斜ですよ!!)

・昭和電工ドーム大分「ビッグアイ」(大分県大分市)
<サッカー Jリーグ 大分トリニータのホームスタジアム>
サッカーW杯2002日韓大会、ラグビーW杯2019日本大会の試合会場にもなりました。(収容人数:40,000人)
自然豊かな丘陵地にある 壮大なスタジアムです!!

などなど…

本当に日本を代表する建築家 黒川 紀章さんの建築作品は 素晴らしいものが多いですね。

(建築家 故 黒川 紀章さん)

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