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【劇団WAHAHA本舗】喰 始 (たべ はじめ) さんとテレビ番組『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』。

📓 喰 始 (たべ はじめ) さんは 久本 雅美さん、柴田 理恵さんらを輩出した「劇団ワハハ本舗(WAHAHA本舗)」の主宰者です。

1984年「劇団ワハハ本舗(WAHAHA本舗)」の結成時には テレビ番組にも登場して大人気でしたが、公演では下ネタが多く放送禁止用語を連呼したりするのでテレビでは放映できない内容でした。
現在は それゆえに劇場公演が主体になっているようです。 

そして、何といっても 喰 始さんはテレビ番組「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」の構成作家さんとして知られています。

(テレビ番組「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」)

下の画面は テレビ『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』の「エンドロール」です。

「構成 喰 始」さんの名前が記載されています!

【喰 始さんプロフィール】
1947年12月25日生まれ(やぎ座)香川県高松市出身
ワハハ本舗(WAHAHA本舗)主宰であり代表取締役、演出家、放送作家。
1984年、私財を投じてWAHAHA本舗を結成。WAHAHA本舗全作品の作・演出を手掛ける他、日本テレビ「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」など バラエティー番組の構成も担当している。

📺 私、テレビ番組「欽ちゃんの全日本仮装大賞」に何度か出場したことがあります。

当時の「欽ちゃんの全日本仮装大賞」応募⇒ 書類審査(申込書に作品詳細を記入して郵送)⇒ 地区予選(各地区のテレビ局で行う実際の演技審査)⇒最終ビデオ審査(地区予選での変更点を改良した作品をビデオに撮影して仮装大賞本部へ送付)。

これに合格したチームが本選出場(テレビ出演)になります。

今 思い返すと どうしても忘れられないのが「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」での 喰 始さんという構成作家さんの存在です。

(大阪 旧読売テレビ本社)

喰 始さんは いつも地区予選会場(私の場合は「近畿地区予選(大阪会場)」に来ていて最前列の席で審査に加わっています。 

赤色の矢印 ➡ の方が喰 始さんです。

そして、喰 始さんは厳しい審査員の皆さんの中で いつも温かいアドバイスを与えてくださるのです。

(これは私が参加した「近畿地区予選(大阪会場)」の様子。)

私が何回目かの近畿地区予選(大阪予選)に出場した時、終了後に いつも お世話になっているスタッフさんたちが声を掛けてくれました。

「喰 始さんが打ち合わせをしたいと仰っているのですが 時間ありますか?」

私、十分に時間があったので「はい、大丈夫です。」と答えると、喰 始さんが待っている部屋に案内されました。

そこで喰 始さんは ぶったまげるようなアドバイスをいろいろと話してくれたのです!!

私は そのとおりに本選出場(テレビ出演)に向けて準備をしました。

しばらく経ったある日、喰 始さんから自宅に電話がありました。
(まだ 携帯電話が それほど普及していなかった頃の話です…。)

喰 始さんは「今、東京から新幹線に乗って九州方面に向かいます。仮装大賞演技のことで伝えたいことがあるので新大阪駅で一度 下車するつもりです。今から新大阪駅まで来れますか?」と聞かれました。

私、ビックリしましたが「はい、行きます!」と答えました。

そして約束した時間より少し早く指定された新大阪駅にある喫茶店へ行くと何と喰 始さんは すでに喫茶店のテーブルに1人で座っていたのです。

私「すいません、時間より早く来たつもりですが…。」と言うと「大丈夫ですよ、早い時間の新幹線に乗れたので先に来ただけだから。」と言ってくれました。

そこで喰 始さんは「本番の演技の事ですけど、こうすれば お客さんに伝わると思うのですよ。」と言いながら 喫茶店の店内で履いていた靴を脱いで座っていた椅子に立ち上がって両手をあげて演技指導を始めてくれたのです。

その眼差しは本気そのものでした。

私、メチャクチャに驚きましたが 喰 始さんは真剣だったのです。

喫茶店にいた他のお客さんはビックリしたと思いますが 私たちの行動をスルーしてくれました。

それはそれは凄かったです。

これがプロフェショナルなのだなぁ…と思いました。

それから 東京ドームシティにある後楽園ホールで「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」の本選収録を行う日が やって来ました。

収録前に空いている場所で事前練習していると 喰 始さんがやって来て「あっ、ここに居られたのですね!」と言いながら 最終の演技指導をしてくれたのです。

演技の心得が全くない私は本当に驚きましたが 喰 始さんは大真面目でした。

そして「本番、頑張ってください!」と言って立ち去りました。

それを ずっと見ていた 私の家族が言いました。

「今、喰 始さんは同じ内容の演技をされていたけども、喰 始さんが演じると何だか とっても面白かった!」

「ええぇっ!!!」

当たり前ですが 思っていたより 私の演技は面白くなかったのです…。 

またまた喰 始さんには ビックリさせられましたが、それまで やる気満々の状態ではなかった私の腹はすわりました。

喰 始さんのためにも「本番では思いっきりやってやる!」

そしてステージでは本番収録がスタート。

私の演技の順番がやって来るのを待ちます。

そして、私の出番がやって来ました!

MC 香取 慎吾さんが出場番号と演技タイトルをコールしてくれます。

ジャジャジャーン!

演技は あるサラリーマンが家に帰って来るところから始まります。
(申し訳ありませんが あまり詳しく書いていません…💧)

🎶 前日に音効スタッフさんとBGMの打ち合わせを行いました。

私は「クリストファー・クロスの楽曲 ニューヨーク・シティ・セレナーデ」を希望したのですが、音効スタッフさんは「シルヴィ・バルタンの楽曲 あなたのとりこ」が おススメらしい。

「それでお願いします。」と言って迎えた本番でしたが 実際に流れたのは歌のないインストゥルメンタルの全く違う曲でした。  

収録では 1人でしゃべりながら演技を進めます。

これでも結構、まじめに演技してますよ。

この間 ずっ~と ずっ~と 1人でしゃべっています…。

とりあえず「決めのポーズ!」。

そして…

演技の終了後、じっと審査員さんの採点(得点ランプの点灯)を待っているところです。

20点満点で 15点以上が「合格ライン」。

カーン!


残念、合格ラインに得点が届かず「不合格」でした…。

司会の香取 慎吾さんが近寄ってきます。

2人で得点パネルを確認しますが「12点」、 やっぱり「不合格!」です。

ここから 香取 慎吾さんがいろいろと突っ込んでくれます。 

🎤 香取 慎吾さん。

「俺の中では 40点ですよ!」

「最高じゃないですか!!」


香取 慎吾さん、優しい~💙

萩本 欽一さんは上手く慎吾ちゃんをフォローしています。

私、「不合格」だったのですが 2人の審査員の方が 手を挙げてくれて熱いコメントを語ってくれました。
(テレビ放送では見事に全てがカットされていましたが…💧)

最後に欽ちゃん「また、来てください。」

私「はい、また来ます!」


(でもそれから参加していません、ごめんなさい。)

そして、次の出場者の演技タイトルがコールされる中、私はリハーサル通りに足早に退場していきます。

この時は「合格」することが出来なかったのですが、喰 始 (たべ はじめ) さんのおかげで 私にとっては とっても思い出深い「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」になりました。

(出場者が首に掛ける仮装大賞の入場証)
(出場者番号のボードです。私、お願いして自分が参加したボードを頂いて帰ります。)
(入賞した時<15点以上> もらった合格メダル。)

本番撮影終了後に参加者は司会者(欽ちゃんと慎吾ちゃん)と一緒に写真を撮ってもらえます。

このタイミング以外での写真撮影は禁止されています。
(特にジャニーズ事務所は厳しく規制しています!)

記念撮影は出場した順番に行うのが慣例です。
(いつも出場番号 1番からステージで写真撮影がスタートします。)

私、出場した順番が真ん中位だったのですが スタッフさんが走って来て「香取さんが ぐるぐるさんと一番最初に撮りたいと言ってます!」。

「だから早く来てください!!」

「ええええっ!!!」

驚きましたがスタッフさんに連れられて撮影場所に行くと香取 慎吾さんと萩本 欽一さんが待ってくれていました。

そして、1番のチームより先に記念撮影させていただきました。 

う~ん… 

香取 慎吾さん、カッコイイ!!

私には とっても思い出たっぷりの『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』になりました。

本番収録以降は もう喰 始さんとお会いする時間は なかったです。 

素敵な 喰 始さん、どうも ありがとうございました!!!!!

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