余裕と五感とワタシ(後編)

五感を使って、楽しむ。

口で美味しさを感じる
目で美しさを感じる
鼻でいい香りを感じる
耳できれいな音を感じる
肌で気持ち良さ感じる

これを毎日どれか1つでも意識的にやることで、
お腹のチャクラが活性化するのだそう。
そうすることで波動が上がって次元が上がって余裕ができて、
それに伴った現実がやってくる。

ワタシには「目にミエナイちから」などなく、
チャクラも波動も次元も分かりません。
ただ、ここ数年で分かったことは、
スピリチュアルと現実は表裏一体だということ。

「ミエル方のミエルちから」がスピリチュアルなだけであって、
アドバイスの内容は現実的なもの。
その現実的な努力を重ねることで確実に明るい未来がやってくるということ。
頑張るのは自分自身だということ。

今回のアドバイスも、今のワタシにとって
かなり的確なものだったので、
これをやろう!と思っただけで心が晴れやかになりました。

特にワタシが出来ていないなぁと思ったのは、
「口で美味しさを感じる」です。

もともとワタシは食事に興味がなく、
毎食、ご飯の時間が来たから食べようか、
という感覚で食事をとっていました。

もちろん好みの味などはありますが、
食事に対しての興味のなさにプラスして
自分自身に自信がないのもあり、
「おいしい」というのはワタシ以外の人が決めること、
のように思っていたところがありました。

また、あまりの興味のなさから、
「食べることが趣味な人」=「無趣味な人」
だと無意識に思っていました。

食べることが趣味の方、ごめんなさい!

でもご安心を。
ワタシはこの方程式が間違っていることを、
1〜2年ほどかけてもうすでに理解しています。

そのきっかけは2つあるのですが、
そのうちの1つは お笑い芸人のぼる塾です。

ぼる塾はTVやYouTubeなどで ほとんどと言っていいほど
いつも何かを食べている気がします。

ぼる塾の4人の雰囲気が好きなのに、
いつもワタシが興味のない食事ばっかりしている、
食事以外のこともしてよ、
と本気で思っていました。

でも、懲りずにずっと観ていると、

田辺さんの知識は長年培ったものですでに趣味の領域を超えているし

酒寄さんは「日々の3食」に真剣に向き合っていて、
一口一口をとても大事に食べるし、

あんりちゃんは 料理上手なのもあるし
食事に対する誠意が トークのうまさもあって誰よりも伝わるし、

はるちゃんも「おいしいもの大好き♡」って気持ちがじゅうぶんなほど画面から発信されてきます。

そもそも食べてる4人はいつも本当に楽しそう。 

ああ、なるほど。

食べることって生きるための行動じゃなくて、
楽しくなるための行動=趣味なんだ。
ぼる塾のおかげでそれに気づくことができました。

自分自身の食事に対する意識は変わらないけど、
それに気づくだけでもワタシにとっては大きな一歩でした。


そんなワタシが五感で楽しむというアドバイスをもらいまして、

すでに、食べることは趣味になると分かったワタシなので
美味しさを感じて楽しむのが良いこと自体はすぐに理解しましたが、
それでもまだ、
「ワタシが食べることを楽しむなんて・・・」
という気持ちが勝ちます。

でも、そこからゆっくりと考えてみたのですが
みんなそれぞれ味覚が違って、
濃い味が好きだったり薄味が好きだったりします。

そしてそれをみんなそれぞれ「おいしい」と
言っているなあと気づきました。

自分が「おいしい」と思ったら それはおいしいんだ!

幼稚園生でも、
もしかしたらまだ言葉の喋れない乳飲み子だって
感覚で分かっているかもしれないことを、
ワタシは39才でようやく分かりました。


その日から、ご飯を食べて「おいしいな」と思ったら
「おいしい」と意識的に口に出すことにしました。

すでにちょっと楽しいです。
波動も上がっていると思います。
見えませんが。

美味しさを感じる、を含めた五感。

ようやくスタート地点に立てたので
意識的なものが無意識に楽しめるようになるように
日々積み重ねていこうと思います。

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