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40億男の成功の法則(#263)

「楽しい」のキッカケをつくる、ご縁つなぎの異端児イシグロファクトリーです。

先日、地元の大先輩、株式会社まるは、坂野社長にお会いしてきました。
多忙にも関わらず、わざわざ会う時間を割いてくれて感謝です。

後輩の為に、こうやって動いてくれるところが本当にすごい先輩だと感じます。

経営観を色々と伺いました。
※地元の方言混じりで記載します。

▶︎数字を見るのは5%、あとは人のことを見る
「売上◯◯円やる…そんなこと言っとるうちはまだまだだ」
強烈なひと言からの幕開けでした(笑)

数字のことなんて5%程度と、坂野社長は断言します。
それ以上に、人のことに注力する。
それが以下の内容にも反映されます。

数字ばかり見ている社長は大切なところを見ていない。
ちゃんと人のことを見ないといけない…
40億400人態勢まで成長させてきた、社長の言葉なので重みが違う。

▶︎分社化して社長を増やす
「社長を増やさんと地域は良くなっていかん」
過疎化している田舎ならではの発想かもしれないが、地域活性化の為の団体も多く存在する。

経営者が少ないと、当然会員も増えない。
そうなると地域が衰退する。

その辺りまで見据えて、まるはさんは分社化して社長を増やすことをしています。
責任ある役割を任せないと人は成長できない。
「おれが全部の社長をやっとるようじゃ、いつまで経っても幹部は成長できん」
任せることに長けている坂野社長らしい考えです。

▶︎現場に顔を出す
「現場こそ原点回帰の場所だ」
定期的に現場を自分の目で見ないと、社員たちとの距離はどんどん離れていくし、社長のひと言ってのは大きい。
「ありがとな」って感謝の想いを直接伝えることも大切。

▶︎熱量を込めて話す
「おれがしゃべっとっても、パートさんたちだとポカンなのがまだまだ現状だわ。それでも諦めずに一生懸命熱量込めて話し続けることが大切」

坂野社長はとにかくブレない。
一貫性のあることを出会って十数年、ずっと言い続けている。
ここが坂野社長のすごいところ。

常に言い切り、言霊を大切にする。
そして熱い。

▶︎忙しそうにしない
「要領よくやっとるだけだ」
坂野社長は「忙しい」という言葉を決して使わない。
分刻みのスケジュールで動く中でも、要領よくバランスを取りながら動いている。
2時間の会合でも、最初か最後の何分で潜在感を出しまくって気付けば居ない…
でも周りからすると2時間居たと錯覚を起こしてしまうような圧倒的存在感。

また、坂野社長の言葉を借りて他の人に伝えていることでも、「坂野さんから聞いたんだけど」って、直接聞いたって入れ替わっていることもある。

さすが地元が誇る社長である。


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