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音楽トリビア🎵「たなばた🎋🌠」お願い事はなぁに?

七月七日は七夕(たなばた)です。
実際は旧暦の8月10日頃の行事です。

七夕の時に歌う歌、
「🎵笹の葉さ~らさら~~、のきばに揺れる~~🎵」という曲。

さて、曲名はなんでしょう??

A ささのはものがたり
B    たなぼた
C たなばた
D   たなたなばたばた
E たなばたさま
F たなばたさん
G 7月7日

はい、答えは決まりましたか?
「音楽トリビアクイズ大会」ではないので、答えを発表しますね。

答えは、 Eの「たなばたさま」でした。

「たなばたさま」

ささの葉さらさら
のきばにゆれる
お星さまきらきら
きんぎんすな

しきのたんざく
わたしがかいた
お星さまきらきら
空からみてる

(昭和16年)
作詞=権藤はな 補作詞=林柳波 作曲=下総皖一

「たなばたさま」の2番には
「ごしきの たんざく わたしが かいた~」という歌詞があります。
権藤はなは、1番の最後「きんぎんすなご」の「ご」を、
歌いやすいように2番につなげ、「ごしきの~」としたのですが、
昭和26年、国民学校教科書編纂委員の 林柳波が、
「ごしきのたんざく」を「きれいなおりがみ」と直してしまいます。
戦争を連想させるような語句でも、修正をしなければいけないような問題点もないのに、変えられてしまったのです。
しかし、結局問題なしということで、昭和28年、権藤はなの歌詞が
元通り使われ、現在に至ります←ややこしいことを😓😓

星のライン

また、2番の歌詞にでてくる「五色の短冊」とは、中国の「陰陽五行説」からきています。
自然を表し、万物の根源であり、曜日にもあります。

木=青(緑で代用も)
火=赤 
土=黄
金=白 
水=黒  ※紫の場合 仏教の五色

最初、七夕の飾りは、短冊でなく、五色の糸を使っていました。
その糸が、やがて絹の布になり、七夕の風習が民衆に広がるころには、
高価なものではない、紙の短冊が使われるようになったのです。
この五色は、鯉のぼりの吹き流しに魔除けとして使われています。

七夕の由来は中国ですが、日本には奈良時代に伝わってきました。
もともとは、女の子の縫物の上達を願ったものです。
棚機(たなばた)とは、日本に古来からあった、神事で使う織り機のこと。
その後、彦星と織姫のお話がミックスされて、
笹に願い事を書いた短冊をつるす、という行事になりました。

日本で一般的に伝承されている、たなばたのお話をご紹介いたします。
🎈中国から伝わった話がもとになっているようです🎈


たなばたライン

天の神様の娘、織姫は、五色に輝く美しい布を織る名人でしたが、
いつも髪はボサボサ、服も気にせず化粧もせず、一生懸命はたを織っていました。
天の神様は、毎日のように天の川を歩いて、そんな娘にふさわしいお婿さんを探していました。
そして、牛の世話や畑仕事をまじめにやっている勤勉な青年、彦星(牽牛)をみつけ、ふたりを結婚させました。
ところが、ふたりは仲がよすぎて一日中家にとじこもり、織姫は はたを
織らず、彦星は牛の世話をしなくなってしまいました。
そのため天衣は不足し、牛はどんどんやせ細っていきました。
天の神様がいくら注意しても、「はいはい、わかりました~」というだけで
相変わらず家でラブラブな毎日が続きます。
さすがに怒った天の神様は、織姫を天の川の西の端に、彦星を東の端に
引き離してしまったので、ふたりは顔を見ることもできなくなりました。
スマホも持っていないので、もちろん話すこともできません。
織姫は毎日朝から晩まで泣いてばかり、彦星はひきこもりになってしまい、
ふたりともますます仕事をしなくなりました。
困り果てた天の神様が、「毎日まじめに働くなら、一年に一度、七月七日の夜だけ会わせてやろう」といい、それからふたりは、まじめに働くようになりました。
雨が降ると、天の川の水かさが増え川を渡れないのですが、カササギの群れがやってきて、天の川の真ん中に翼の橋を架け、ふたりを会わせてくれるのです。

織姫は琴座のベガ、彦星の牽牛星はアルタイル
このふたつの星の距離は、約140兆キロ
東京~ニューヨークまで 11,000キロなので、この129億倍です。

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🎋短冊に願い事を書いてつるしていってくださいね🎋
短冊=コメント欄なので
つるせないけど つるしたつもりで😊

柵と郵便受けらいん

日本で生まれた七夕の話もいろいろありますが、あまり周知されていないようです。
↓は、奄美大島で伝承されてきたお話。参考までにご覧ください。

🎋ヘッダーのイラストはネットよりお借りしました(返したことないけど)

本日は3s-