【Stylable】セルフライナーノーツ④
M3.GET YOURSELF!!
録音メンバー
Bass:Park
Drums:沼澤尚
Pf/WLM Organ:森俊之
Guitar:有賀教平
超軽快なファンク曲!(ファンクという言葉の定義も難しいのですが)
わかる人にはわかる。ラリーグラハム(SLAP奏法の生みの親と言われている)へのリスペクトを込めた曲です。
音楽的な話をすると、ベーシストにとってE7と呼ばれる和音のみで構成される曲をスラップで演奏すると言うのは一種の通過儀礼のようなもので。笑
(エレキギター、ベースは調弦の関係上E7で表現できる手法が多い)
今回は1曲E7で構成される曲を入れようと。
逆を言うとこのような曲はもう無限に出来るのです。
無限に出来るがゆえ、こだわりとリスペクトを融合させハイブリッドなトラディショナルアッパーファンクに仕上げました。
痛快なほど軽快に!ベースは様式美のようなフレーズ。
沼澤さんの気持ち良すぎるリズムの上で暴れまわってます。笑
それに完璧なタイム感で並走する有賀さんのカッティングギター。
そしてなんと言っても森さんのピアノとオルガンが半端ない。
この曲を作ってる時に一つ入れ込みたかった要素があって
ピアニストのRichard TeeがドラマーSteve Gaddとデュオで演奏しているジャズのスタンダードナンバー「A列車で行こう」
この空気感を足したかったのです。
、、、見事に入りました。
森さんにはデモ音源にはピアノも入れず口頭で雰囲気だけお話しして演奏していただいたのですが、1回録音して完全に"ハマった"感がありました。
感激です。
これが日本最高峰やぁ〜!とレコーディングスタジオでのけぞってました。笑
デモの状態から一番化けたのはこの曲かも。
そしてやはりオルガンにも注目して頂きたい。
裏で大きくコード感を支えながらも
ここだ!というタイミングでフレーズが顔を出すのですが
それがたまらんくらいかっこいいです。(弾き方教えてもらって自分でやってみたけど全然同じにならんかった笑)
注目して聴いてみてください!
ーー裏話ーー
この曲はもともとRAPを入れようかと思っていて、紹介してもらったNYのラッパーと話を進めていたのですが紆余曲折あって結局ほぼインスト曲という形に落ち着きました(しかし結果として今の形の方が良かった!)
沼澤さんにも「これは誰が聴いてもベーシストのアルバムだよ!」とノリノリで叩いて頂きました!
ちなみに細かく入っている音はパソコンで打ち込んで
GET YOURSELF!!と叫んでいる声は
ギターダビング後に残ってた僕と有賀さんと、たまたま顔を出して下さったCKBの制作ディレクターの方、3人で録音しました。
「GET YOURSELF!! WHATEVER IT TAKES!!」
と叫んでます。
何がなんでも手に入れろ!覚悟しろ!みたいな
熱量多めの曲です。
続きます!
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2020年10月28日
gurasanpark 1stフルアルバム
"Stylable"発売!!
自身の代名詞となるファンクナンバーに加え、ゲストボーカルに横山剣(クレイジーケンバンド)、岩崎慧(セカイイチ)、彩-xi-、LEGE、上新功祐を迎えた歌物も収録。
レコーディングメンバーにはDr:沼澤尚,Key:森俊之,Gt:有賀教平,FireHornsなど日本屈指のファンクプレイヤー
そしてSNSで猛威を振るうGt:こーじゅん,Riq:ガチタンバリン奏者大石竜輔など新進気鋭のプレイヤー達も参加!
超濃密な12トラック!
しかし聴き疲れしないくらいのちょうどいい長さ!(ここ重要)
配信&通販にて発売中です!
gurasanpark「Stylable」SSCF-0001
1.Thirty-FUNK
2.WanChai feat.横山剣(クレイジーケンバンド)
3.GET YOURSELF!!
4.Stylable
5.Around Me feat.岩崎慧(セカイイチ)
6.Proust
7.Theme of gurasanpark
8.HANGOUT feat.彩-xi-
9.BLUESLAP
10.GAIANSFUNK feat.LEGE,上新功祐
11.Via Rome (OUTRO)
12.P.A.W(BonusTrack)
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