愛の料理をボナペティ♪
日曜劇場『グランメゾン東京』第8話は今週の12月8日(日)よる9時から!
第8話のメニューは「ビーフシチュー」。
こちらもまた、尾花の絆の料理として登場しますので、お楽しみに!
今回は、先週の第7話で登場したお料理2品のストーリーをご紹介。
「グランメゾン東京」で働く相沢さん。
シングルファーザーとして料理人として奮闘する日々を送っていると、失踪していた妻・エリーゼが突如現れ、娘・アメリーをパリに連れて帰ると言い出してしまいました…
妻と娘をつなぎとめるために、尾花と相沢さんが懸命に作った、
家族を繋ぎとめるための”愛の料理”。
この2品の監修も「カンテサンス」岸田シェフ考案。
絶品の料理を目でお楽しみください!
ミニオムライス
(ドラマのためのオリジナル)
相沢さんのお嬢さんのアメリーちゃんがご飯を食べにくるということで、コースの中で一品だけ、お子様用のお料理を考えることになりました。
お子様にとって馴染みのあるもの…大好物であるだろうと、一口オムライスを作りました。 普通のオムライスだと、薄焼きの卵の中にケチャップライスが入っていますが、あの大きさを作るというのは意外と難しいんです。 全卵にチーズ、バターを入れて、マヨネーズくらいの粘度になるまで加熱をして、その加熱したものをフライパンの角っこに置き、その中にケチャップライスを巻き込んでというよりも、埋め込んでいるというほうが近いですね。見た目はオムライスですが、卵の中にチーズやバターが通常のオムライスよりも入っていることで、フランス料理らしさを忘れずにお出ししています。―岸田周三シェフ
ガレット シャンピニオン
(ドラマのためのオリジナル)
キノコを使って、新しい一品を作ろうということで考えたお料理です。今回は、フランスのブルターニュ地方の定番料理で、そば粉を使ったクレープ、「ガレット」をイメージしました。
本来フランス流のガレットは、丸い円盤状の生地の中に思い思いの具材を入れて、四方を畳んで正方形にして、ナイフとフォークで食べていただくのですが、そうすると具材の水分によって、生地がふにゃふにゃになってしまうという問題があって、そこを解決したいと思ったのが今回のテーマです。
海苔巻きの海苔を想像していただくと、どうしても海苔のパリパリ感は減って、ふにゃふにゃになりますよね?それをどうにか食感を残したまま、そのまま美味しいクレープが食べたいなと思い、クレープを巻かないことにしたんです。焼いたままのアツアツの状態をそのままお皿にのせて、具材も生地に乗っていますが、巻いてはいません。ギリギリまでふにゃふにゃにならないように、巻くのはお客さまご自身にやっていただくという”手巻きのクレープ”にしました。そうすることで生地のパリッとした食感がなくならずに、食べることが可能なんじゃないかと思います。
その生地の上には、8種類のいろいろな調理法のキノコが乗っています。ソテーしたものもあれば、コンセルヴという酢漬けのピクルス状になったキノコ…そして卵黄を付けて焼いたものなど。いろんな種類のキノコをそれぞれの調理法に施し生地の上に 一列に並べ、お客さんご自身で巻いていただきます。お話の設定では、相沢さんの奥様のエリーゼさんは、ブルターニュの出身ということで、彼女の郷土の料理を作り、日本の食材を使い手巻き寿司のような日本の文化とフランスの文化、両方がうまく組み合わさった料理となっています。ー岸田周三シェフ
次週の第8話は、今週12月8日(日)よる9時から放送です。
新たな料理人登場に尾花が行方不明で!?
尾花の師匠の言葉が「グランメゾン東京」を揺るがす!?
そして、涙の別れ…
日曜劇場『グランメゾン東京』も終盤戦。
近づくミシュラン。
尾花たちの健闘をぜひ祈っていてくださいね。