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とある対戦ゲーマーの独り言 「難題は先ず分解するが吉」

前回は入力失敗に対する事前準備に「姿勢」の話を出しましたが、実際に「入力失敗」とはどの様な状況で発生するのかを雑に整理した上で各項目をそれぞれ深堀りしていこうと考えています。

で、実際に頭に浮かんだ項目は下記です。


①入力コマンドが物理的に間違っている


②入力コマンドが知識的に間違っている


③入力タイミングが悪い


④入力時に発動条件が満たされていない


雑以前に世間一般の認識と大きく違うなら申し訳ないのですが、あくまで私の考えはこれですよという流れですので一家言ある皆様につきましては一先ずお目溢し頂ければと思います。
(理由は今回のシリーズ最後に触れています)



①入力コマンドが物理的に間違っている

便宜上コマンドと書いてはいますが、レバーを横に入れるだけの単純な移動操作も含めます。ちなみに前回話した「姿勢」は主にこの①を補助しています。

正しい姿勢と言えば皆さん背筋をピンと張った美しい姿勢を思い浮かべるかも知れませんが、要は頭の中の入力位置と身体における入力位置とがズレていなければ良いのです。

極端な話、右に傾いていても顔を埋めていても絶対軸がズレていない、或いは補正出来ているのなら個々人の楽な姿勢で良いです。

そんなの当然と言われるかも知れませんが、冷静な時であればまだしも、キャパオーバーになると真上に入力したつもりが斜め上に入ったりと想定外の事象が多発します。正しい姿勢は武道の形稽古と同様に身体に染み込ませる事で本番での負荷を減らし、少しでも実力を出せる様にする支えなのです。

とはいえ姿勢だけで全てが改善するわけではありません。


「無駄な練習はやめろ! 3秒で改善できるぐらぼま式コマンド入力法 これで貴方もスーパープレイヤー」


みたいな胡散臭い書籍タイトルの様な魔法は存在しないのです。

それでも数多くのプレイヤーを店員としての仕事中も眺めてきた視点としては戯言で済ませられない程姿勢の影響は大きかったと思います。

補足として先程挙げたキャパオーバーのケースについてももう少し触れておきます。

頭の中では正確なコマンドを浮かべたつもりがそのコマンド自体微妙に間違っていたり、はたまたコマンドは正確に思い浮かべたにしてもそれを実行する腕が追いつかず想定外の入力をしたりと。

特に複数の入力が必要なコマンドを入れた際に、後半部分をニョロニョロっと帳尻を合わせるかのように雑に終わらせる事がありませんか?

なんというか武術の型稽古だと型自体を忘れて「それっぽいポーズ」をとったり、カラオケで歌う際に歌詞を忘れて「口パクゴニョゴニョ」と終わらせるアレです(笑)

確実に「アリバイ作り」な動きをしているので訓練としての入力は間違いなく失敗しています。

ですが忖度無しで自分の習熟度がわかる貴重なタイミングなのでどの辺りで失敗したかだけはちゃんと覚えておくことをお勧めします。

尚、中途半端に器用な方はゴニョゴニョでもそこそこ発動に成功してしまうので厄介です。そのコマンドがプレイスタイルの根幹に必須なら誤魔化さず身に付けることをお勧めしますが、選択肢のひとつ程度の扱いであればそこで卒業でも良いと思います。全体的な熟練度が上がるうちに釣られて精度が上がるかも知れませんし、何より他の必要な練習項目に時間を割り当てられるので。

・・・長々と呟いてきた割に結局は一項目しか進みませんでしたね(;´Д`)

次回で終わりません!
ではまた。


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<とある対戦ゲーマーの独り言>
対戦ゲームに絞った内容でモブ対戦プレイヤーがあれこれと妄想しております(゚∀゚)



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