見出し画像

新潟~富山~金沢~福井 北陸周遊旅 [サッカーと光る君へ]その3

初めての福井旅行: 意外な発見と美味しい食事

 実は旅行で色々行っていたが、福井には縁がなかった。やっと今回来ることができて、47都道府県制覇がかなった。これも大河ドラマで紫式部が主人公と決まった時点で、計画していたことだった。父親が越前の国司となって、一緒に暮らしたことを知っていたので、ドラマ館が京都・滋賀・福井にできると考えていた。こんな機会は逃したらいけないと、数年前から待っていたという執念深さ。
 到着して夕食は福井の名物がまとめて食べられるという、駅前の物産館のレストランに行った。
 地酒の飲み比べやソースカツ、越前そば、油揚げなどをセットで楽しめるものを注文。最近は日本酒にもハマっていて、旅先で地酒を飲むことにしている。初めてのところでは、飲み比べセットがあると必ず頼むくらいになっている。

飲み比べセットとお刺身などのセット

 追加で日本酒は吉田正尚が宣伝していた『梵』を注文。とても美味しかった。

一乗谷朝倉氏遺跡~永平寺~丸岡城~東尋坊を一日で

 一日レンタカーで周ることにした。麒麟がくるの頃から行きたかった一乗谷朝倉氏遺跡を皮切りに、永平寺と現存天守の丸岡城、そしてサスペンスドラマの聖地東尋坊と詰め込んでいた。

一乗谷朝倉氏遺跡

保存されている遺跡
復原町並

 復原町並はキャストとでもいうのかな、当時の衣装を着た人たちがお店などをしていて、解説もしてくれた。
一通り回った後博物館にも行ったので、歴史の流れも理解できたのが良かった。でも、こんな谷間に大きな街を朝倉氏はどうして作ったのか。不便はなかったのかという疑問があった。外界から切り離された楽園を作りたかったのだろうか。

永平寺:曹洞宗の寺院(大本山永平寺)
 曹洞宗大本山で道元禅師が建立した、雲水という修行僧を抱える大寺院。写真撮影は可能だけれど、修行僧は写さないようにという注意書きもあった。行ったのは4月29日という観光シーズン真っ只中で、修行体験はできなかった。それでも質素さと荘厳さを兼ね揃えた建物の中に入ると、清廉な気持ちになった。

お寺の中心の金堂
小さなお堂もあり
いろいろな役割を持つお堂がつながっている

 お寺の中は仏像を模すように伽藍配置されている。一通り回った後で、資料館に入った。そこには鎌倉時代からの文献や、様々な人が寄贈した重要な物が保存されていた。高村光雲の象の彫像も置かれていてとても感動した。

 永平寺を出て周りの崖には磨崖仏が刻まれていた。

磨崖仏の案内板
そんな磨崖仏のところにあった石塔

丸岡城:一筆啓上の里

重要文化財で、現存する貴重な天守の12のお城の一つ。この現存天守巡りもこれで10城目で残すのは高知城と弘前城。こちらも体力のあるうちに行きたいところ。

天守からの眺め


丸岡城

 丸岡城ゆかりの徳川家康の家臣本多作左衛門重次(ほんださくざえもんしげつぐ)が陣中で妻に書いた「一筆啓上 お染泣かすな 馬肥やせ」という手紙が有名で、コンテストが開かれたりしています。

東尋坊:高所恐怖症にはとても辛かった

恐竜のベンチがお出迎え。さすが恐竜の国

記念写真にどうぞ
柱状節理という地質がよく分かる。
サスペンスドラマのロケならこんな感じ

なんとか端の方に行って覗き込む。ここが限界だった。ちなみに船で海から見ることもできるので、次に行く機会があったら船から見てみたい。

テクノポート福井総合公園:2002年ワールドカップレガシーの地

 もう一つ行きたいところがあるという相方の提案で、テクノポート福井総合公園にも寄った。

2002ワールドカップの記念碑

 ここはJ リーグが始まったばかりの数年、近くに古河電工の施設があるというので、ジェフユナイテッド市原が試合を開催した場所でもあった。そのあと、2002年ワールドカップのときにメキシコがキャンプしたところでもあったと、この記念碑で思い出した。

本日のごちそう

回転寿司で

 この日の夕食は福井駅への帰り道で寄ったお寿司屋さん。地のもののエビなどがとても美味しかった。



この記事が参加している募集

#一度は行きたいあの場所

53,335件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?