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組織のコミュニケーションとは切っても切れない【報連相】



”軍師” こと、株式会社GUNSHIコーポレーションの社本です。


このnoteでは経営者の軍師としての目線で、
これからの時代を生き抜く戦略を発信しています。



* * * * * * *



【報連相】とは…


 〇報告
 〇連絡
 〇相談


のことですよね。
書くまでもないかもしれませんが、
この報連相については
様々な組織に関わらせていただく中で、
本当によく考えることでもあり、
また私自身も未だに、『気をつけなければ…』
と、振り返ることがあるくらい、
とても大切なことだと思っています。


“報連相” と聴くと、社会人になりたての
若い人たちが学ぶこと、のようなイメージを
持たれがちのような気がします。


これは新人研修の中に組み込まれているから、
というのが理由かもしれませんが、
言わずもがな、どの人にとっても
大切なことに変わりはありません。


報連相がきちんとできる人というのは
社内のコミュニケーションを円滑にしますし、
お客様とのやりとりも円滑にしますし、
結果的に人からの信頼を得られます。


この報連相に関して、
私が大切だなと思うのは、
“タイミングの良い報連相” です。


たとえば、『あの件、どうなった?』
と聞かれてから『こうなりました』と
返答することはよくあると思います。

一見、普通の会話のように
聞こえるかもしれませんが、
自分が気になっていることについて、
『あの件、どうなった?』と聞く前に、
相手のほうから『あの件はこうなっています』
と伝えてもらえたら、どう感じますか?


自分から聞く前に伝えてもらえるほうが
印象は良いですよね。


相手のことや状況を見極めないと
難しいこともあるかもしれませんが、
タイミングの良い報連相ができると、
コミュニケーションそのものも
上手くいくようになるので、
意識していきたいものです。


報告に関していえば、
最後の “結果の報告” だけでなく、
『今こういう状態です』と、
“経過報告” をさりげなく伝えていくこと
も大切です。
もちろん内容にもよりますが、
これも頼んだことがどうなっているのかと
聞かれる前に、伝えておきたいですね。


連絡に関しては、
わかった時点で情報を共有する。
これは、新人もベテランも関係なく、
できていない人が意外と多いものです。


最後に相談に関してですが、
これは人の良いところでもあり、
また時に困ったところでもあるのですが、
何か悪いことが起こると、
自分一人でなんとかしようと
頑張ってしまいがちです。

それも大切だとは思いますが、
良くない状況になったときは、
一人で抱え込まずになるべく早く
相談すること。


もちろん、丸投げはよくありません。
自分の考えをしっかりと持った上で、
人に助けてもらいながら解決するほうが
結果は良くなると思います。


研修でもお伝えしているのですが、
報連相は、鮮度が命です。


都合の悪いことが起こってしまった
ときには、報連相のどれをとっても、
誰だってしづらい、したくないものです。
しかし、そうした悪い情報ほど、
なるべく早く共有することが大切です。

報連相がきちんとできていれば、
コミュニケーションは自ずと上手くいきます。
振り返ってみてほしいのですが、
報連相がきちんとできていたら
起こらなかった問題や課題が、
実はあるのではないでしょうか。


冒頭にも書きましたが、
報連相の重要性は、新人さんだけが
覚えなければならないことではなく、
組織の一員であれば、誰しも、ずっと、
意識したほうが良いことです。


今一度、自分自身、そして組織内の
報連相がきちんとなされているか、
振り返ってみてください。


組織やチームが上手くいくヒントが
隠れているかもしれません。




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