記憶と記録
週に一度notoを更新するという企画、週1note。
今回はスピンオフ企画ということで、自分の好きなものについて3週続けて書くことになった。
一週目:昔から好きなもの
二週目:今ハマっているもの
三週目:今興味があり好きになりそうなもの
こんな感じで書いていく。
普段自分から深く好きについて語ることがないので、よかったらさらーーーと読んでいってください。
それでは一週目、「昔から好きなもの」について
私が昔から好きなものはずばり、写真だ。
見るのも撮るのも好きだ。
もちろん写真家でも仕事でも学校で習ったり勉強したわけでもない。
ただ写真が好きと言うだけ。
知識もほとんどない。
昔の話
私にとって物心ついたころから写真は身近な存在だった。理由は、私が生まれてからの記録を母がずっと写真に収めていたからだ。
アルバムを覗いてみると、自分は生まれたときこんな顔していたのか!
こんな風に泣くのか!笑うのか!
そんなものが好きだったんだ!
などなど、写真は自分の知らない姿をも今に伝えている。
小学校低学年の頃、祖父にフィルムの簡易カメラをもらい、とても嬉しくてしばらく毎日写真を撮っていたことがあった。母の撮り方を真似してみたりして、何枚撮りのフィルムで、蓋を開けたらフィルムがダメになるなどと言うことはお構いなしにたくさん撮ってパカパカ開け閉めしていじり倒していた記憶がある(笑)。あの時撮った写真がもし生きていて現像できるのなら、いったいどんな風景が写っているのか、今でもすごく気になっている。
今までの話
写真を撮り始めたのは、大学時代に初めて自分でカメラを買った時だ。当時買ったのはコンパクトデジカメ。そんなに高価なものではないが、星の写真も写るわりかし優秀なカメラだった。
その後アウトドア用カメラや、トイカメラなどを使ったり、美術館の写真展や個展などを見に行ったりして、写真は奥深いものと心から感じたのだが、なにぶん面倒くさがりな性格がゆえに技術を一から学ぶほど深入りするには至らず、思い思いの写真ばかりを撮っている今がある。
趣味と言うほどたくさん写真は撮っていないし、毎日カメラを持ち歩いたりもしなければ、気付いたら撮らなくなったりする。それでも日常のふとした時に写真を撮りたい瞬間は訪れ、とっさにスマホを構える私は、やはり写真が好きなのだと思う。
そんな今の私のカメラは、フィルムの一眼レフだ。
「デジタルは記録、フィルムは記憶」
私にカメラを薦めたカメラマンの受け売りだ。
たくさん撮って消したり撮り直したりできる記録用のカメラと、一枚に息を呑んで現像と共に思い出が蘇る記憶用カメラのどちらがいいか聞かれ、僕は今のカメラを使っている。
自分の記憶と誰かの記録
母が作った私のアルバムには、中高生の写真がほとんどない。反抗期になり写真に写ることをことごとく嫌っていた期間だ。全員で毎年撮っていた家族写真もここだけ欠けている。当時は絶対撮られたくないと思っていたのに、今となってはなぜ撮らなかったのだろうという後悔がとても大きい。
もしいつか自分の子供ができたら、家族写真は毎年撮ろうと思う。撮った写真はいつか振り返って覗いた時に記憶として蘇り、途中欠けたりしない子供たちの記録にしていきたいと思う。
まとまりがないですが、読んでいただきありがとうございます!
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