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【甲陽軍鑑】無傷で500人を討ち取る真田の計略

真田一族について

 真田と言えば戦国時代好きならほとんどが知っている一族ですよね。

 大阪夏の陣の活躍により日の本一の兵と呼ばれた真田信繁。

 そのお父さんの真田昌幸は上田城での攻防戦で徳川軍に2度勝利しています。

 信繁のお兄さんの真田信之は初代松城藩主となり93歳まで長生きし、それぞれが歴史の舞台で大活躍をしています。

 今回紹介する甲陽軍鑑エピソードの主役は真田信繁のお爺さん真田幸隆になります。

真田幸隆の計略

甲陽軍鑑品第廿十七、武田信玄が信濃侵攻を行い村上義清と争っている頃のエピソードです。

 真田幸隆は村上家に家臣を2人送り込みます。 送り込まれた家臣は村上家に寝返る事とよく知った真田の城を攻略する事を義清に話します。

 城の攻略に500人の精鋭を貸してもらう承諾を得たことで真田家臣2人は真田の城へ向かいます。

 入城して二の丸に入ると門が閉じて村上家精鋭500人は閉じ込められました。

 閉じ込められた村上家精鋭に待ち構えていた真田家は襲い掛かります。

 こうして無傷で村上家精鋭500人を討ち取ることができたのです。

 村上家は戦わずして500人の精鋭を失い、滅亡の遠因となったと甲陽軍鑑には記載されています。

↓甲陽軍鑑品第廿七
https://ja.m.wikisource.org/wiki/甲陽軍鑑/品第廿七

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