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《138》おひとり様が気兼ねしない世界を

こんにちは、田中梓です😃

カフェや映画などを巡っていると、「おひとり様用」が増えていることに気付きます。

たとえば、ファミレスには一人用の席があり、コンセントやパーテーションまで付けてくれるという大盤振る舞い。

映画なども一人で観ている人も珍しくないですよね。

一人でも活動しやすい環境とは?

今ではすっかりどこに行くにも“一人”を気にしなくなりましたが、子どものころはそうではありませんでした。

近くのスーパーやショッピングモールに行くときでさえ、友達や親と一緒でなければ不安でした。

一人で行くときは、「どうか知り合いに会いませんように」と、本気で祈るような様です。

こんな私が一人行動できるようになった理由は何でしょうか?

それは“無関心”です。

子どものころは田舎に住んでいたため、誰が・いつ・どこにいたかが、なぜか近所の人に知れ渡っていました。

「梓ちゃん、昨日の夕方に〇〇ちゃんと公園にいたよ」というように、あまり普段関わることが無い大人経由で親に知らされていました。

当時は普通だと思っていましたが、一人暮らしをして地元を出ると、そんなことはありません。

誰が・いつ・どこにいたかが漏れることはありませんでした。

…というより、誰も知らない人に興味が無いので、いちいち詮索する必要が無いということです。

私もカフェで隣の席にいる人が一人だった場合でも、「一人で来てるんだな」と思うだけで、顔も覚えていません。

子どもの頃に一人行動が怖かったのは、誰かに「この子は一人でいるんだ」と思われ、話題にされるからでした。

また、自分が一人のときに同級生のグループに会うと、なんだか恥ずかしく感じていました。

もちろん、上京した今も、一切人とと関わりたくないということはありません。

全員が程よい距離感を持ってくれているので、心地よく過ごせています。

反対に、一定の距離感を保つ都会の中でも仲良くなれた人は、本当にありがたい存在に感じられます。

一人でも複数人でも、誰もが他人の目を気にせず過ごせる環境を作っていきたいですね。

個人的には、もっと一人用の飲食店が増えると嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました😃
今後ともよろしくお願いいたします✨

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