田植え

なぜ僕が農業にハマっているのか?

お久しぶりです。ぐんじです。
世の中には思わぬ出来事や出会いから考えもしなかった発見をすることがよくありますよね。今回は僕がハマっている農業の魅力についてまとめます。

最近僕は関東近郊の農家さんを回ってお手伝いをさせていただきながらその実態を調査しています。本来の目的はビジネスアイデアの検証だったのですが、思っていたよりもこれが楽しくて、ひそかにマイブームとなっています。その中で気づいたことがあります。
それは、
「都会人が農業に持ってるイメージと実態はあまりにかけ離れている」
ということです。(こちらに関しては次回の投稿で詳しく説明します!)雑な表現ですが都会っていうのは地方都市も含みます。

僕の生まれは、非農家どころか東京の中心にも近いところで、幼い頃から農業とはかけ離れていた生活を送っていました。批判を恐れず言うと、農業そのものが全く頭の中になくて、なんとなく時代に遅れててあんまり格好良くはないかなーなんて思ってました。

ところが、実際に現地に行ってみると全く思ってもみなかった発見や反応があったのです。これを知らない人にこそ知ってほしい!という啓蒙活動も含めて今回は僕なりにその魅力をまとめます。が、文章では表しきれないものがあるので、まずはぜひ一緒に現地に行きましょう。

パッと今浮かんだ魅力はこの3つです。
・農作業が楽しい!
・農家はかっこいい!
・食べ物が美味しい!
なんとまぁ感情ベースでざっくりですが、順に解説するのでお付き合いください。

①農作業が楽しい!
畑や田んぼの中で体を動かすのは楽しいです。なんだかんだで人ってコンクリートに囲まれた空間よりも土や緑に囲まれた空間が好きなんですね。年老いたらいつかは農家にでもなろうなんて思ってる人がいたり、幼少期の子どもを自然いっぱいのところで育てたいと思ってる人がいるのもこのためで、ヒトも自然から生まれた動物である以上本能的などこかで自然に帰りたいという意思を持っているんでしょう。ちなみに農家に泊まり込みすると、朝早く起きて太陽の光を浴びながら運動して夜早く寝るので、すごーく健康になって帰ってきます。
とはいえ本能までいくと過激派っぽくなってくるので、農作業が持つ癒しの効果に着目したいと思います。これはアグリヒーリングとか言われて、ストレス軽減効果が大学の研究対象にもなってるそうです。仕事や研究、満員電車や人混みでストレスの溜まった人、もちろん人生に疲れてる人にもおすすめです。
ちなみに、作業によっては筋トレにもなります。なんとなくジムに行って運動するくらいならこっちの方が絶対に楽しいです。

②農家はかっこいい!
こんな考えに自分がなるとは思いもしませんでした。一体どこがかっこいいのか?
それは、農業という仕事を通して自分の生き方を表現しているから。
農業は、よそ者からするとみんな全く同じ作業をやっているように見えて、実はどの農家さんもやっていることが結構違います。気候条件、土の状態、品種、農法、土地柄、販路などによって戦略の立て方が異なってくるので、一人一人が創意工夫を凝らしながら改善を続けているのです。そして、農家さん一人一人がプロの職人です。自然に寄り添いながら、自分の力でモノを作りあげている技術力というか、感覚みたいなものには頭が上がりませんし、そうそう真似はできません。
そして、農家さんには強い意思や覚悟があります。みんな自分の仕事に誇りを持ってやってます。一生をかけてでも自分の土地を耕すという選択をしてきた方たちなのです。少なくとも僕が出会ってきた農家さんはそんな素敵な方ばかりでした。

③食べ物が美味しい!
取れたての野菜や果物をいただくと、鮮度が違うだけでこんなに違うかってくらい美味しいです。新米や新じゃがが美味しいのと同じです。
そして何より、作ってくれた農家さんの思いに身を馳せるだけで百倍飯が上手くなります。マジです。ただでさえ感受性に乏しい僕がそう言うんだから間違いありません。(もちろん科学的根拠もあります)
「食べ物への感謝」みたいに綺麗事言ってるようにしか思えないかもしれませんが、嫌でもこの意味が理解できるようになってきます。

なんだかいい面ばっかり書いてしまいましたが、次回はもっと農業のリアルな部分について書こうと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。
繰り返しになりますが、とりあえず日帰りとか半日でも農業やってみたいと思った方はいつでもイベント企画もするので連絡ください笑

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