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ネイリスト下積み時代②


経営者になるために、
飛び込んだネイルの世界なんですが…


化粧品会社の寮生活から1人暮らしへ。

安定した給料をもらっていた
正社員という立場から、

時給かつ暇だと帰らされる
(=給料が減る)不安定な立場へ。


どう考えても、生活が苦しくなりますよね。


だから、私もしてました。出張ネイル。


ネイリストのみなさんの多くが
経験していると思いますが、

私も知り合いなどにネイルをして、
なんとか生計を立てていました。


私がネイリストとして走り始めたのは、
20年以上前です。

当時はネイルサロンが少なかっただけでなく
、高価なお店がほとんど。

「ネイルサロンでアルバイトをしている」
と言うと、

ネイルをしてほしいという
要望が多かったんです。


例えば、こんなことがありました。

たまたま行った町中華のカウンターで、
ご飯を食べていたときです。


気さくに話しかけてくる
女子店員さんがいました。


その女の子に、私がネイルサロンで
バイトをしていることを話すと、

即座に「ネイルやってほしい!」
となり、彼女のお家にお伺いすることに。


そのうち、その店員さんのお友達にも
ネイルをすることになりました。


サロンでの人気色や、
美容部員時代から集めていた
ものも取りそろえ、

3,000円~3,500円ぐらいでケアやカラー、
アートをしてあげました。


町中華の女の子やその
お友達に気に入ってもらえ、

続けてもらえる価格設定だったのもあり、
長いお付き合いをさせていただきました。


また、出張ネイルでは、
スカルプもメニューに入れていました。

スカルプのお客様になってくだったのは、

知り合いの知り合いだった、
ブティックの店員さんがきっかけです。


ありがたいことに「顧客を集めるから
、ネイルをしてあげてほしい」と
言ってくださり、


1日3万円ぐらいの売上になるほど、
ネイル希望の方を呼んでいただけました。


他にも、いろんなご縁で出張
ネイル先を増やすことができ、

駆け出しネイリストの私の施術でも
喜んでいただけた上に、

不安定な環境を乗り切るための
お小遣い稼ぎをさせてもらいました。


休みの日や勤務が終わった夜間に
出張ネイルに行き、
ネイル漬けの毎日でしたが、

生活維持と経営者への目標のために
有意義な時間でしたね。

若さもあるかもしれないけど、
パワフルだったなー、私。


独立するまで続けた出張ネイル、
何気に経営者としてのいい肥やしに
なっている気がします。


あ、ちなみに「ネイリスト下積み時代」
の第1弾は、

2022年2月17日にアップしています。

もしお時間がありましたら、
読んでやってください。